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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 840

天照大御神、忌服屋(いみはたや)に坐しまして、神御衣(かむみそ)織らしめたまひし時、その服屋(はたや)の頂(むね)を穿ち、天の斑馬(ふちこま)を逆剥ぎ、剥ぎて堕し入るる時に、天の服織女(はたおりめ)見驚きて、梭(ひ)に陰上(ほと)を衝(つき)て死にき。

故(かれ)ここに天照大御神、見畏(みかしこ)みて、天(あめ)の岩屋戸を開きてさし篭りましき。


誓約(うけい)によって高天原に滞在を許されたスサノオが、アマテラスが高天原を統治する女王であり、弟の自分も特別な存在だと誇示するために、高天原の八百万の神たちを虐待した極みとして、機織の天女の死の凶事があると考えられることもできる記述である。
ポルノグラフィーにおいて、しばしば伝統的な性役割やジェンダー的な不平等を色濃く含む内容であることがある。
いずれもナルシスト的やサディスト的な性格に関連する傾向だ。相手を愛して尊重し慈しむことから遠くかけ離れた暴力は、エスカレートしていけば、相手を殺してしまうことすらある。
イザナギ、イザナミが兄と妹の夫婦神であったが、アマテラスとスサノオは姉弟の夫婦神になる伝統を、誓約(うけい)の儀式の神生みによって受け入れてはいる。
しかし、それはまぐわいの儀式の代わりであって、誓約はまぐわいではない。その欲求不満でスサノオは暴れたという考えもできる。
そうだとすると、スサノオとの愛情ではなく、自尊心を保つために自己顕示欲を満たす行為のまぐわいを拒むために、アマテラスは天岩戸の奥へこもったことになる。
あえて服を連想させる場所、服屋(はたや)が選ばれている。また、漢字は後から当てられたとすれは、頂をむねと読ませているのは胸を連想させる。穿ち、というのは犯したことを暗示している。

天の斑馬(ふちこま)を逆剥ぎ、剥ぎて堕し入るる。

剥ぐという言葉を繰り返しているのは、服を剥ぎとり脱がすことやペニスを剥き出しにする行為を連想させる。
剥きて堕し入るる、とはペニスを剥き出して挿入したとも読める。また「堕し」とは堕落させてという意味なら、抵抗する身体をなぶり、挿入可能まで局部を濡れさせてから挿入したと読むことができる。
天の斑馬というのは、2つのイメージが重ねられている。着物を剥ぎ取られ犯されまいと抵抗する女性の肢体の躍動感と、発情した馬のようなペニスのイメージを呼び寄せるためだろう。斑馬というのは、襲われた女性が殴られたり蹴られたりして、肌に鬱血したアザでもできたのかもしれない。

天の服織女(はたおりめ)見驚きて、梭(ひ)に陰上(ほと)を衝(つき)て死にき。

見驚きて、というのはペニスを挿入されて、犯された女性は大きく目を見開いていたということか。スサノオの姿ではなく、女性の様子が記され「梭(ひ)に陰上(ほと)を衝(つき)て死にき」とはペニス以外の物でも挿入されたのか。
犯されて抵抗する気力を喪失し、脱力しきった様子を「死にき」と表現されているのかもしれない。

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