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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 839

かなり世間では聞かない事情ではあるのだが、愛結は未婚の7歳の少女と暮らすシングルマザーである。
養女の美少女と暮らして3年目。愛結は田舎の祖父の古い家の客間で出会った美少女に、一目惚れをしてしまった。
さすがに両親に、かわいすぎて連れて帰ってきてしまったとは言えなかった。

7歳の美少女は、愛結にとって養女ではなく伴侶なのだった。

「私は愛結。カノのおかあさんじゃなくて、カノのお嫁さんよ。わかった?」
「あゆはわたしのお嫁さんになるの?」
「私が死ぬまで愛してね」
「はい!」

4歳の佳乃は愛結に答え、愛結は佳乃をどきどきしながら抱きしめた。
レズビアン専門デリバリーヘルスの22歳の風俗嬢の姫川愛結には、7歳の伴侶がいる。
佳乃は、姫川愛結を愛している。
母親だとは思っていない。幼い彼女も愛結と同じ瞬間に恋に落ちた。

「愛結ちゃん」「カノ」と呼び合うふたりは、若い母親と娘に見える。しかし、ふたりにはふれられぬ秘密がある。

愛結はカノに今夜もたっぷりかわいがられて、カノも愛結に未成熟な花の蕾を愛撫されて、淫らな悦びのあとは、裸で抱き合っておだやかな眠りにつく。
愛結は佳乃が思春期になったら、大人に変わるので、今と同じふれあいかたや、愛し合うことはなくなる、児童虐待と罵られ、嫌われるかもしれないと覚悟していた。

心の底からレズビアンの恋愛を描きたいのに、なかなか描いても編集者にボツにされてしまうエロマンガ家メイプルシロップこと緒川翠が、このふたりの秘密を知れば、自分もレズビアンだと告白してから、ふたりの恋愛をマンガにしたいと説得しようとするだろう。

聖戦シャングリ・ラの世界で、蛇神ナーガの花嫁となる運命から逃れるために、伴侶のダンジョンハンターの青年レナードは女体化して、女神ラーナの化身である世界にひとりだけの世界樹の精霊族の美女になった僧侶リーナと結婚した。
また、アマテラスはニギギノミコトが男の子だったので、高天原から地上へ送り出したが、かわいいニギギノミコトが女の子であったら高天原から出さなかったかもしれない。今はかわいらしい見た目でも、成長すれば、イザナギやスサノオのような男神が乗り越えてきた試練があるだろう。また荒ぶることもあるかもしれないからである。

姫川愛結。彼女はストーカーに5日間監禁された犯罪被害者であり、心には深い傷があった。時坂静の親友である。
荒ぶるスサノオによって、高天原の秩序はめちゃくちゃに荒らされた。機織りの天女が、陰部に機織りの道具が突き刺さり死んだと伝えられているが、それはスサノオに天女たちがアマテラスのかわりに強姦されたという意味だったのかもしれない。
機織りの天女たちの建物に馬が放り込まれて暴れ、天女たちは逃げまどったというのも暗喩で、スサノオが天女たちを肉欲に身をまかせて凌辱したのかもしれない。アマテラスはこの騒動で、深く心を痛めて、天岩戸の中へ引きこもってしまった。
愛結の心を癒したのは親友の時坂静と、彼女と恋に落ちた美少女の佳乃だった。

両親の愛情にたっぷり包まれているはずの幼児の頃に、佳乃は父親は亡く母親は失踪している。高天原からイザナギとイザナミに追放されたヒルコの孤独とさみしさが、佳乃にもあったかもしれない。
佳乃の心を癒したのは、一緒に暮らす愛結の愛情であった。
愛情不足で育った人が大人になってから、その過去の孤独やさみしさを本人は理由はわからないまま、多くの異性との恋愛関係で埋め合わせようとすることもある。紫式部の源氏物語はその典型的な例といえる。
もしも、佳乃が施設にあずけられて育って、心を閉ざしてしまっていたら、多くの異性との性愛の遍歴のあと、AIDSの合併症を発症する運命をたどっていたかもしれない。

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