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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 831

緒川翠は元グラビアアイドルの小野田美樹を、自作のアニメ化作品「痴漢に恋して」で、ヒロイン役の声優として起用した。あと、聖戦シャングリ・ラのオーディションも受けてもらい採用した。小野田美樹は、ストラウク伯爵の伴侶の若妻で山の巫女マリカ役を演じた。
小野田美樹は、ストラウク伯爵を子供の頃から慕い続けて伴侶になったマリカを演じる時、歳上の彼氏の檜垣隆史を慕う気持ちで演じていた。
緒川翠は、ストラウク伯爵が念の力という魔法に近いような力を使う術師という設定や、念の力で女性に快感を与えることでマリカの秘められた力を解放していくことを小野田美樹に用意した。
聖戦シャングリ・ラ製作プロジェクトのプロデューサー岡田昴は、声優の小野田美樹が、檜垣隆史の愛人のひとりだとは知らない。
小野田美樹に、声優や歌手の才能を見つけてくれたのは隆史で、小野田美樹は、マリカがストラウク伯爵たちによって山の巫女の才能に驚きながら目覚めていくのを、自分が声優や歌手の仕事ができるようになっていったときのうれしさや驚きをHシーンのあとは重ねて演じた。
緒川翠は、隆史とのセックスがものすごく気持ちいいことも知っている。小野田美樹も隆史の愛人のひとりだと隆史から聞いている。だから、小野田美樹が隆史とセックスしたことを思い出すようなHシーンを用意した。
念の力がストラウク伯爵から伝えられると、ものすごい快感に身悶え絶頂する。隆史に挿入されていて、隆史から手を握られると、すごく快感が増すような気がするなど、隆史とセックスしたことがある女性ならわかる感じを緒川翠は、ストラウク伯爵とマリカのセックスするHシーンにこっそり入れてある。
だから小野田美樹は、ゲームの完成したHシーンを見て、隆史とのセックスを思い出した。ゲームの登場人物マリカは、自分の分身のように思えた。
仕事が忙しいので、小野田美樹は、隆史となかなかデートできない。隆史に会いたいと思ったら、涙があふれていた。
岡田昴は、なぜ小野田美樹が恥ずかしいと感想を言ったあと泣き出したのか、わからなかった。この声優さんは、ゲームのキャラクターにものすごく思い入れを持って演じてくれていると考えた。
緒川翠はマリカが泣いて家を飛び出し、ストラウク伯爵の元に訪れた獣人の美女アルテリスになぐさめられるシーンなども用意した。隆史に愛人がかなりいると知った小野田美樹が嫉妬しているかもしれないと考えたからである。
小野田美樹はマリカを演じながら、隆史のことが好きでたまらない気持ちが何度も胸にあふれた。
緒川翠は隆史から愛人たちの話を聞き出しながら、愛人たちの気持ちを想像して思いやることができる女性である。
虚構のゲームの中に、緒川翠は隆史のことを愛している愛人の女性たちの恋心や愛情を、そっとちりばめておいた。
それは恋をあきらめていたプレイヤーの男性だけてなく、女性のプレイヤー心の恋の感情を思い出させる。

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