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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 824

経営不振になりつつあるキャバクラ店やアダルト作品の製作会社は、過激にしていくか、エロを抑えた路線変更するかの選択に大きく揺れている。
パチンコ店やスロット専門店が閉店が近年続いている。以前からパチンコ・スロット事業から、ゲームセンターやボーリング場、カラオケなどの事業に路線変更する資産がある大手企業はあったが、パチンコ・スロットの遊戯者は年々、減り続けている。
聖戦シャングリ・ラの世界では、ターレン王国の伯爵領の中心バーデルの都で遊郭と賭博場か作られたが、震災により壊滅した。
虚構の世界と現実の世界は、人の心でつながりがあり同調している。
正規品の映像作品は減少し、非正規の映像作品がネット上で製作されて会社ではなく個人によって売られ始めている。また、以前にビデオ、DVDなどのソフトで販売されていた映像作品は、海賊版で無料でインターネット上で流出し、さらに海外の規制のない無修正の画像や映像が公開されている。正規の映像作品を製作して収益を上げていた会社はかなりな痛手を受けている。18禁オンラインゲーム聖戦シャングリ・ラの製作のスポンサーであるサンダースは他の会社よりも映像作品で収益を上げていたので、その分だけ痛手も大きかった。
だが、檜垣隆史が提案し、エロマンガ家のメイプルシロップこと緒川翠が全面協力した18禁オンラインゲームのプレイヤーが、がっつり課金していたので、サンダースにはその収益があった。
他の会社は課金の収益はなく、倒産寸前の会社まである状況で、サンダースに以前の映像作品の販売権を買い取ってもらいたいと倒産の準備に入っていることがわかる会社まであった。
買い取っても、無料の海賊版がすでに出回っている以上、DVDにして販売したり、ネット上で作品データな有料ダウンロードにしても、売上は見込めない。
下請けの制作会社フェアリードリームのプロデューサー岡田昴は、スポンサーのサンダースからもっとプレイヤーの課金を増やせないかと言われてこう答えた。

「課金しなければプレイできない難易度にすれば、一時的には課金するプレイヤーは増えますが、そのあと新規で参加するプレイヤーがついてこれなくなり、ゲームのプレイヤーが減っていきます。そうなれば、このゲームは1年後には維持できなくなります。また次回作を製作すればいいという考えなら、僕らはこのゲームの製作から降りますよ」
岡田昴は強気で、スポンサーの宣伝広告部の社員に言い切ることができた。
聖戦シャングリ・ラは、もともとAV映像作品の販売促進の企画としてスタートした。エロマンガ家のメイプルシロップが、サンダースのAV女優に似たキャラクターのイラストを描いて登場させる企画としてあった。
他のゲーム製作会社に任せると普通なら好きにしたまえという目をされるところなのだが、このゲームは檜垣隆史が提案して資金援助をして立ち上げている。

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