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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 797

現実の世界ではなく、別の世界へ行きたいと望む者の心の力によって、別の世界から、アマテラスが天岩戸から引き出されたように、聖戦シャングリ・ラの世界のスヤブ湖で腹違いの妹のために人柱の贄になった少女が、鬼という神として強制的に召喚されていた。召喚された少女は幽霊のように視える者にしか認識されていなかったが、事故物件のアパートで発見した男性が存在を認識したことで、現在は、発見した男性が結婚して生まれた双子の女の子の4人家族の護り神で、同時にかけがえのない家族となって、鬼っ子様と呼ばれて、仲良く暮らしている。

檜垣隆史という人物が絶倫で、射精量はコンドームには収まらない。膣内射精された女性は、隆史が事前に対策しておかなければ、強烈な快感によって最悪の場合は廃人となる。
さらに湯水のごとくお金を使っても、使いきれないほど莫大な資産がある。
こうした人物を現実に実在させているのは、膨大な男性たちの妄想や願う心がいくつもの世界を変容させた結果である。
エロマンガ家のメイプルシロップこと緒川翠は、男性向け成人漫画に指定されたエロマンガで女性とセックスする男性の登場人物が異様な射精量で、登場する女性の登場人物を全身白濁まみれにする描写の作品が多数存在することを把握している。
実際に緒川翠は、隆史によって白濁まみれにされて全身がぬるぬるの状態で、子宮にもたっぷりと中出しされて、牝の花からどぷっと愛蜜と混ざりあった精液が吐き出されている状態のまま、陶酔しきってしまい、風呂場で仰向けで起きあがれないほど脱力していたのを思うたびに、エロマンガみたいだと思うのだった。
エロマンガを描いたり読んたりしているのは、マンガ家メイプルシロップだけではない。
日本神話に、比翼塚の逸話が残されている。西暦412年、允恭(いんぎょう)天皇が第19代天皇として即位した。
允恭天皇には、5男4女の子があった。
長子には、木梨軽皇子(きなしかるのみこ)、5子に軽大娘皇女(かるのおおいらつめ)という兄妹がいた。長子で皇太子である木梨軽皇子は、眉目秀麗で心やさしく、妹の軽大娘皇女は、匂うばかりの美女。その美しさが衣を通してあらわれるようだという意味から、衣通姫(そとおりひめ)とも呼ばれていた。
当時は母親がちがう腹違いであれば婚姻も認められていたが、同じ母を持つ兄妹が情を交わすことは禁忌である。
木梨軽皇子は同母妹であるはずの軽大娘皇女に思慕し、年頃になるとお互いを異性として愛しあうようになり、やがて、その思いを遂げてしまうようになった。

小竹葉(ささのは)に打つや霰(あられ)のたしだしに
率寝(いね)てむ後は人は離(か)ゆとも愛(うるは)しと
さ寝しさ寝てば刈薦(かりこも)の乱れば乱れさ寝しさ寝てば

木梨軽皇子が詠んだ歌。
笹の葉にあられが打つように、人が何を言おうと気にしない、こうなったからには、何が乱れてしまっても構わない。
という内容の歌を妹の軽大娘皇女に贈っている。
この交情のあとに贈られた歌が、宮廷に誰によってかはわからないが、噂として広められてしまった。

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