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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 792

5柱の男神と3柱の女神が生まれたあと女神はアマテラスに、男神はスサノオのものと交換して分けられる。
子は親を模倣する。3柱の女神はアマテラスの分身、5柱の男神はスサノオの分身として分けられた。
8柱という生まれた神の数は、ヤマタノオロチの8つの頭と8人の生贄を求めることへつながるだろう。
ヤマタノオロチの頭はどうして8つあるの、その大きなお口は8つあるの。それは、あとで生まれた子を喰ってしまうためさ。
ヤマタノオロチがヒルコの怨みの化身、流して追放した親を怨みながらも慕い、自分以外の愛された子への憎悪へ変わり、子が奪われる悲しみを与えることへとつながっていくだろう。
スサノオは、高天原を追放され、足名椎(アシナヅチ)と手名椎(テナヅチ)、娘の櫛名田比姫(クシナダヒメ)が悲しむ様子を見て、3人から話を聞くことになる。アマテラス、ツクヨミ、スサノオの3貴子と同じ3人という数の一致は、男性ひとり、女性ふたりの組み合わせも一致する。模倣と反復。スサノオはヤマタノオロチを討伐するのは、8人目のクシナダヒメをヤマタノオロチに喰われることで、子をすべて失った夫婦だけが残るだけでなく、3貴子のうちのアマテラスかツクヨミのどちらかにとって、クシナダヒメが喰われることは、凶事の不吉な予兆となるからである。
高天原に滞在を許されたスサノオが破天荒な暴れっぷりで、高天原の八百万の神たちを困惑させ、アマテラスがそれをなだめるためにかばう逸話が、もしもヒルコが追放されずに、高天原に神として残っていたらということの再現であれば、陰部に機織りの天女が機織りの道具が突き刺さり死ぬことが、イザナミの死の模倣と反復であると同時に、女性に子を産ませずに凌辱して死に至らしめることを暗示する。
アマテラスが天岩戸を閉ざして引きこもることで、目を合わせない状況を作り出す。まぐわいを拒むことになる。
興味を持つと見つめ、目が合うことを恥じらい、興味を失うか嫌えば、関わりを断つために意識して、目を合わせずに無視をする。まだ意識しているので、無視をする行動は、心のなかから消去して忘れ去るための準備段階となる。
天岩戸の逸話でスサノオが登場しないのは、ヒルコの存在を忘れ去ることの準備でもあり、またアマテラスが、大母神イザナミと同じように死んで黄泉へゆく模倣の反復から逃れるアマテラスの自立の物語でもあるからである。
スサノオは、イザナギとイザナミがまぐわいヒルコを生んだ模倣の反復である誓約(うけい)の儀式のあと、高天原から追放されるまでヒルコの分身であり、追放されたあとはイザナギを模倣するものに憑き物が落ちたように戻る。
儀式ではなく夫婦神のまぐわいによって火の神であった火之迦具土神(ヒノカグツチ)が産まれる時に、イザナミの陰部に焼け爛れ、これがもとでイザナミは死んてしまう。激怒したイザナギに十拳剣の天之尾羽張(アメノオハバリ)で、ヒノカグツチは首を落とされイザナギに殺された。その時に流れた血から、まぐわいによるものではない多く神が生まれてきたとされている。

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