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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 773

AIDS(後天性免疫不全症候群)。
厚生省AIDS動向委員会の報告による日本のHIV感染者の累計は、5226人で、未だ検査を受けていない者も含めた数はこの5.1倍 (約26600人) に上ると推計されている。エイズ患者の累計も2503人に達しており、HIV染者とエイズ患者の合計は約29100人となり、統計上、HIV感染者とエイズ患者が、一部重複カウントされていることや、既に死亡したエイズ患者 (1200人)が含まれていることを考慮しても、日本では既に人口約4600人に1人の割合で HIV感染者やエイズ患者が存在するということになる。
古賀真由が出会った「マサルさん」はそのなかの1人である。
未だ検査を受けていない者という意味では、古賀衛や古賀真由もふくまれる。
潜伏期間は、短くて6ヶ月ほどから長い場合は15年以上の場合もある。感染して、未治療でいると、約半数が約10年で発病するといわれている。
現在、感染者の8割以上の人が性行為による感染といわれる。HIVの感染源となるものには血液、精液(先走り液も含む)、膣分泌液、母乳がある。
母親が感染に気づいていないまま、母乳を与えて子供を感染させることかある。
感染の可能性のあるこれらのHIVを含んだ体液が、健康な皮膚に触れても感染はしない。
だが、粘膜や傷口に直接触れると、感染の可能性がある。
一度感染したウイルスを体内から完全に排除する治療法は確立されていない。そのためHIV感染者は、抗ウイルス薬を日常的に飲み続ける必要がある。
また、ウイルス遺伝子に変異が入ることで、既存の薬が効かなくなる薬剤耐性ウイルスの出現事例も報告されている。
「マサルさん」から人妻の古賀真由へ。古賀真由から、夫の古賀護へ。古賀衛から不倫相手の綾野美奈子へとセックスによって感染者が増えていく。

酒呑童子。幼名は外道丸。
八岐大蛇の子孫という説がある。出雲からスサノオに敗れて、丹波に落ちのびた大蛇が、その地の豪族の娘と契りを交わして生まれたという。3年間、母親の腹の中でいて産まれてきたとも伝えられている。容姿の変貌後は性格が一変し、冷酷非情の賊となった。連夜、配下を従えて京の都に現れては、道ゆく姫君たちを拐っては、アジトの大江山へ監禁していた。
源頼光が酒呑童子を討ち取った後、酒呑童子に捕われていた女子供たちは故郷へと帰された。だが、その中のひとりの女は痴呆となってしまい故郷へ帰ることができず、雲原というところで酒呑童子の子供を産んだという。
その子供は産まれながらにして歯が生えそろっており、8歳の頃には石を投げシカやイノシシを仕留めて食べていた。やがてこの子供が成長して鬼童丸となり、父の仇として源頼光たちを狙うようになったのだという。
外道丸の容姿が変貌したのは、外道丸に惚れたが無視された女性たちの恨みとされている。
HIVとの共感染。ルピオイド梅毒(悪性梅毒)は、稀で爆発的な広範におよぶ入信期梅毒。通常HIVとの共感染が報告されている。梅毒の皮膚病変の中に急速に進むルピオイド梅毒は、丘疹膿疱性発疹が特徴的である。また、厚く、色調の濃い、隆起した付着性外皮を伴う潰瘍に急速に進展する。
梅毒脳症。進行麻痺、梅毒による精神神経障害である。脳実質が広く冒され、頭痛や発音が不明瞭となることや、痴呆を主症状とする。また、記憶障害や思考力の低下、妄想などの症状も進み、末期になると、全身麻痺にまで至るとも言われている。
梅毒に感染している母親から妊娠、出産時に子供に感染する先天梅毒もある。外道丸は酒呑童子という賊となった。酒呑童子の子も鬼童丸と呼ばれた。
病を発症し、死の予兆を感じた外道丸が裕福な貴族の娘たちを凌辱して深く恨まれたのではないか。その凌辱された女性は感染し、産まれてきた子にも感染したのではなかったか。この当時、病は呪いや祟りのようなものと思われていた。
ヒルコ、ヤマタノオロチ、酒呑童子、鬼道丸と性病が受け継がれていたことも考えられる。
火之迦具土神(ヒノカグツチ)を産んで、女陰(ほと)が焼け爛れ、イザナミは死んだとされている。病の炎症でひどく爛れていたのかもしれない。

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