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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 764

エロマンガ家のメイプルシロップこと小川翠は、聖戦シャングリ・ラに登場するキャラクター設定とイラストに、檜垣隆史の愛人たちのイメージを使った。赤髪と狐耳の男勝りの獣人娘アルテリスの設定には、隆史の愛人のひとり谷崎麗がモデルに使われている。
谷崎麗は、檜垣家の血筋につながる巫女の家系で、檜垣隆史ほどではないが神眼の秘技を使うことができる。獣人娘アルテリスは僧侶リーナと出会い親友となったことがきっかけで、魔力や穢れの障気を感知する感応力に目覚めていく。
原田珠理と出会ったことで、山口詠美も隠(おぬ)の巫女としてイザナミの力である感応力が授けられた。そして、珠理を愛しているレズビアンである。

谷崎麗はレズビアンではないが、麗の姉として一緒に育てられた従姉の谷崎初音は、レズビアン傾向がかなり強い。見た目は美女にしか見えない男性の燕杏と初音は結婚している。
もしも、山口詠美に姉か妹がいれば、詠美の姉か妹がレズビアンの性癖を持って生まれてきただろう。

山口詠美が榊原貴哉に対して邪馬台国の卑弥呼や日本神話のスサノオノミコトの話を聞かせたのは、貴哉にはイザナギやスサノオノミコトの荒ぶる神の絶倫の精力があり、珠理の父親にドラッグを使われ拘束されレイプされかかった危機に、珠理と詠美に隠(おぬ)の秘められた力を引き出されたことで、荒ぶる神の性に目覚めていくということを教えるためだった。

巫女は宣託を授ける。詠美は日本神話であてはめて考えるならばツクヨミ、聖戦シャングリ・ラの世界ならば、夜の女王ノクティスと同じレズビアンである。
そして、貴哉や珠理のような人を誘う魅了の力はないが、貴哉と珠理と一緒なら原田亮の心に影響を与え、一時的に痴呆状態にしたりもできる霊能者の力を持っていた。卑弥呼が目に見えない神や霊と交信し宣託する鬼道(きどう)という力に優れていて、邪馬台国を統治した伝承があるが、3人の隠(おぬ)の中では最も詠美は鬼道の力に優れていた。

貴哉たちが放課後、図書委員の仕事をしてから、勉強をしているふりをしながら自分たちの隠れた力について話し合っていた頃、ネット掲示板でひっかかってきた客の歳上男性の相手を、ラブホテルで30代の主婦がしていた。

主婦の古賀真由(こがまゆ)は昨日、パチンコで負けて、今日打ちに行く軍資金がなかった。

私は優しい方と出会ってお互いに抱きしめ合いたいです。
舐める、お触り、69、クンニ、パイズリ、生フェラ、一緒にシャワー、本番ゴム有り、全部で1.5でどうですか?
2回戦合計は、25000円でいいです。
生は1回、18000円で大丈夫です。
生で2回戦なら、30000円。
ホテル代は別になります。

この書き込みに返事をしてきた男性は、部屋に入ると、銀行の封筒に入った3万円を古賀真由に渡してきた。
古賀真由は、経口避妊薬を飲んでいる。まだあと2年は子供はいらないと夫と話し合って、避妊具嫌いの夫のために産婦人科で処方してもらった薬である。
古賀真由の頭の中には、明日はこの3万円で、がっつり当てて増やしたいということしか考えてなかった。
あと夫とのセックスは、だいたい同じような愛撫をするのが癖になっているので、ちがう相手と気持ち良く戯れたいというぐらいの考えしかない。
本当は33歳だが、真由が28歳だと言うと、真由が見て体つきから40代後半から50代と思う男性は、それだけでも興奮しているようだった。
一緒にシャワーを浴びて男性の体を撫でまわしてボディソープで洗い、泡だらけにしてやった。

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