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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 758


「痛っ!」

坂本明美は、珠理の父親が痴呆のような状態なのに股間のモノが屹立していたのを、部屋で料理をしながら思い出してしまい、指先を少しだけ包丁で切ってしまった。

「あっ……ん」

指先を珠理に吸われ、坂本明美は生々しい声をもらしてしまった。

「んっ、先生、血は止まりましたね。痛い?」
「あ、珠理さん、痛くないわ」

傷はまだあるが、痛みはすっかり消えている。神通力の回復。ただし、指先を吸われながら、坂本明美は甘美な快感が体に走り、下着の奥の牝の花を愛蜜で濡らしていた。

原田さんから、珠理さんと呼び方がかわった。

「先生、これからは珠理って呼んでね。学校は原田さんでいいけど」

土曜日に普段より少し遅めの時間に坂本明美は、貴哉や詠美がまだ眠っていて、珠理に乳首を吸われて目を覚ました。
土曜日、日曜日も平日と同じ時間に、目覚ましを準備しなくても坂本明美は目を覚ますのが癖になっていた。
目を覚ました坂本明美に珠理は、自分のことをこれからは名前で呼ぶようしてほしいと伝えた。珠理は母親からの愛情に飢えていた。
珠理に抱き枕のように坂本明美は抱かれて、眠っている珠理の髪を撫でて目を閉じる。
疱瘡神の御神体には、観音像や赤ん坊を抱いた女性の像が拝まれた。
明美は、珠理に淫らな欲望よりも幼い子供を慈しむような気持ちになっていた。
詠美が叔母の明美に、珠理をあずけたのは明美の母性愛が珠理を癒してくれたらと願ったからだった。詠美は珠理を愛しているが、珠理の母親のかわりではなく詠美自身を愛して欲しかった。

3人が遊んでいた寂れた神社。
御神体は神像ではなく銅鏡。
社には中国の僵屍(キョンシー)封じの呪符が貼られていた。
さらに、神社を寂れさせていた事そのものが、封じなのだった。人が完全に忘れさることが、厄神を封じる法術なのであった。
天然痘の疫病はワクチン摂取によって撲滅された。だが、疱瘡神とされて封じられたものは、3人の隠(おぬ)に宿り神社という結界から脱出した。

原田亮が離婚した真由美を騙した人物は結城弘(ゆうきひろし)というヤクザだった。当時、鳴瀧組の幹部候補として、結城は売り出し中だった。原田亮にドラッグを密売している今でも取引しているゲイのディーラー武井十三(たけいじゅうぞう)は、結城という人物に気をつけるように忠告していた。

「原田さん、結城に心を許しちゃいけません。あいつは口がうまいし、要領もいい。組への上納金もいつも早めに用意している。だから親父や叔父貴の覚えは悪くない。でも、極道は男を売る以上、信用が第一です。だけど、あいつはダメ。終始へらへらしていて、いつの間にか相手に近づいている。チンピラかヒモ止まりの男ですよ、あいつは」

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