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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 755

「貴哉くん、先生のおなかの中に出したら嫌だからね!」

珠理に待ち合わせのファミレスに行く途中で、そう言われた貴哉は一生懸命、約束を守っていた。

(本当に珠理のわがままを貴哉くん、約束したから守ってるわ)

貴哉にとって、珠理と詠美は特別な存在だった。貴哉に惚れているのを隠していると詠美から聞かされた美人の担任教師「明美ちゃん」を犯して、珠理と詠美に見つめられながら射精していると、珠理や詠美に弄られて初めて射精した時の快感がフラッシュバックでよみがえり、自宅の自室でこっそりオナニーしていた時の快感が、本当はこの快感を求めていたのだと実感した。
珠理とセックスするのでも、詠美とセックスするのでもない。どちらかだけでは満たされない欲望が自分の性欲だとわかってしまった。

(ペニスが2本あればいいのにな。そうすれば3人でセックスできるのに)

明美は貴哉が何回も膣内にたっぷり射精したものと思っていた。明美は珠理と詠美に、ペーパー・アシッドを舌に乗せてキスされていた。明美は貴哉のことが好きだと言わされてから、貴哉の屹立した肉棒を、本音を言えたごほうびのように挿入された。妄想のなかでしか貴哉とセックスすることは絶対にないと諦めていたし、ダメだとわかっているからこそ、興奮するところもあった。
貴哉に犯されながら、何度もこれは夢なんだと思い、珠理と詠美の絶妙な愛撫の快感にこれは現実だと、明美は快感で教えられた。
今まで4人の彼氏がいたが、その4人としたセックスよりも、この夜のセックスは気持ち良く、たまらなく興奮した。
坂本明美は姪っ子の詠美や童顔でかわいらしい珠理にたっぷり愛撫されて、女の子にも興奮している自分に気づいてしまった。

「私、教師なんだから。ちょっと困る。どうしてくれるの?」

今まで明美は、貴哉を見かけたり話した時だけ、胸の高鳴りをごまかせばよかった。これからはかわいいと思った女子生徒にも、淫らなことを思い浮かべてしまうのがわかりきっていた。

「明美ちゃん、本当はふたりと同じで女のほうが好きだったんだな」

たしかに大学生の頃は、酒に酔っぱらうと仲の良い子や後輩の女の子に抱きついたり、頬にキスしたり、髪を撫でたり、彼氏にべったりと甘えたりしなかったのを思い出した。

「珠理と同じ。明美ちゃん、男の人に告白されて押しに負けてつきあう感じ」

詠美は淡々とそう言って、ベーコンエッグをもぐもくと食べている。

「ということは、詠美ちゃん、明美先生は女の子から告白されて、積極的に迫られたら」
「今まで、そういう女の子がいなかっただけだと思う」
「それで、ふたりは明美ちゃんのおなかの中に射精するなって言ったのか?」

明美は飲んでいたカフェオレを驚いて吹き出しそうになってしまった。彼女は朝食は食べないで、カフェオレを飲んで済ますのが習慣だった。

「貴哉くん、朝食中だよ?」
「あっ、ごめん。ふたりとも」
「そういうこと。でも、貴哉くんに胸がときめいたのも本当。貴哉くん、自覚なさすぎじゃない?」

疱瘡神は疫病への畏れから崇められた神である。そして、疫病は人との接触によって広まる。
疱瘡神の隠(おぬ)となった榊原貴哉は人との接触を誘発する力がある。
疱瘡神の隠(おぬ)の巫女となった珠理と詠美には、本人も気づいていない人の感情や心を感じ取る感応力がある。しかし、貴哉のように人の心につけこむ強い力はない。

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