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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 742

山口詠美はその翌日も、放課後に原田家を訪れている。

「詠美ちゃん、いっぱい一緒に、気持ちいいこと……しようね」
「はぅん、あぁっ、珠理っ、んあっ!」

原田亮は娘の珠理の愛撫を詠美が受け入れ、また詠美が珠理を愛撫する様子を自室で盗撮映像と盗聴器の拾った音声で確認していた。

榊原貴哉に告白されて珠理がつきあうことを放課後に聞いた詠美は、その日の夜は食欲を失い、部屋に閉じ込っていた。

「ダイエットはほどほどにな」
「もうすぐテストだから、ダイエットじゃない」
「詠美、あとで何か作る?」
「おなか空いたら自分で食べるから」
「詠美の分のハンバーグ、冷蔵庫に残しておくからね」
「うん、ありがとう」

仲の良い両親が娘を気づかう。詠美が珠理への恋に気づいて、友達以上に愛していると気づいて悩んでいた。
珠理に愛しているとは伝えないで、友達としてつきあっていこうと詠美は泣きながら決めた。
それなのにーーー。

ドラッグで快感に溺れた珠理と詠美が、珠理の父親が出張で留守の日、泊まりに来た詠美と一緒に並んで映画をみたリビングのソファーで、ふたりで裸で抱き合い濃厚なキスをしている。詠美の口のなかに珠理の舌が入れられている。
詠美は目を閉じて、珠理の舌と自分の舌先を絡ませる。珠理の手が詠美の小ぶりな乳房を包むように揉みまわすと、詠美はキスを続けられないほど感じてしまい、ビクッと身を震わせた。
珠理にキスや愛撫を教えたのは、ふたりの幼なじみの榊原貴哉ではないことはわかっている。キスもまだしていないと詠美は、珠理から聞き出していた。
温厚でいつも会えば笑顔の珠理の父親、原田亮が詠美の知らないうちに、淫らなキスや愛撫を教えた。
詠美は密かに愛しあう女性たちが淫らに快感を求めあう動画をファーストフード店でイヤホンをつけて、スマートフォンの小さな画面でながめていることがあった。自宅では、他の同級生の家庭とくらべると、ちょっと過保護なぐらいに思えるほどかまってくる両親がいる。自宅で淫らな動画をながめていると両親が知ったら、とても動揺するのはわかりきっていた。
オナニーもファーストフードのトイレやコンビニのトイレで、こっそりと声を我慢して詠美はしていた。駅のトイレは汚れていて臭いので、うんざりしたことがある。
詠美がオナニーしながら妄想していたのは、いつも珠理だった。珠理の家に泊まりに行って一緒に入浴した時、詠美は珠理の全裸を、珠理が恥ずかしがっている陥没乳首や自分よりふくよかなCカップの乳房や、ほっそりとくびれたウエストを見たことがある。
珠理は顔立ちは童顔なのに、体つきはスタイルがよかった。男性が珠理の裸を見たらとても興奮するだろうと思った。
珠理が小学校に入学する直前に、珠理の両親が離婚したのを、詠美はよく覚えている。

「えいみちゃん、わたし、ママ、いなくなっちゃったって……うぅっ」

泣きじゃくっている珠理を抱きしめて、詠美も一緒に泣いた。
それから珠理の父親の原田亮は再婚する話どころか、誰かとおつきあいしているという話を、珠理から詠美はまったく聞いたことがなかった。
詠美は珠理の親友、原田亮は父親。本当は珠理に淫らな思いを抱いていたことを知って、詠美は原田亮に嫌悪感ではなく同じ仲間のような親近感をおぼえた。
原田亮は昨日、詠美の目の前で珠理とキスをして見せた。珠理の口のなかに舌を入れて動かしていた。珠理は父親に教えられたキスのやりかたで、詠美にキスをする。
珠理と父親の原田亮の秘密の関係を誰か大人に知られたら、珠理は詠美のそばからいなくなってしまう気がした。そして詠美の両親は、珠理と詠美を引きはなそうとするに違いなかった。父親の性欲を娘が受け入れ交わっているのは、詠美の両親からすれば、原田亮は鬼畜、珠理は被害者ではなく淫乱だと敬遠し、自分たちが近所で同じ変態だと噂にならないように、詠美にこの親子とは一切関わるのを避けさせる。
それは一生、珠理を愛してそばにいることを望む詠美にとって、考えただけで死んでしまいたいほど、耐え難いことだった。

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