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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 739

珠理の両親は珠理が小学校に上がる直前の3月に離婚している。珠理は桜の花が嫌いだった。桜の花を見ると、家を出ていった母親を思い出す。
咳は出てないが微熱があるのと、体にだるさがあって、昼前に目を覚ますと、父親が学校には連絡済みなことを記したメモと市販の風邪薬が、一階のリビングのテーブルの上に置いてあった。

珠理は食欲がなかった。とにかく気だるさと頭がぼんやりしていた。

(今日は学校、お休みしちゃった。貴哉くん心配するかな?)

珠理が自室のベッドに戻る姿を小型の隠しカメラは記録していた。隠しカメラ仕掛けたのは、珠理の父親の原田亮である。
原田亮の自室のパソコンには、真由美調教記録、珠理調教記録というフォルダに分けて盗撮された記録が保存されていた。

なぜ、幼い珠理を残して母親の真由美が家を出て行ったのか。それは、原田亮のパソコンに保存された記録を見れば、すぐにわかる。
そして、珠理の体がひどく気だるいのかも、家中に仕掛けられた隠しカメラの撮影した記録をみれば、その理由がはっきりわかる。


「ん……ふぅ……貴哉くぅん……あっ……」

布団の中でもぞもぞと、珠理はバストを揉んでみる。頭を撫でてくれた彼氏の貴哉の手で胸乳が包まれることを想像すると、牝の花の姫口がじわっと潤った。
自分を捨て、家を出て行った母親のことを恨んでいる。それでも体調が悪い時などには、母親の真由美の笑顔や声、手を握ったり抱きしめてくれたことを思い出してしまう。そんな時には優しい彼氏の貴哉のことを思いオナニーするのが、珠理の手癖になっていた。ストレス発散ぐらいの認識である。

珠理がスポーツブラを脱ぎ、Cカップのまだ彼氏に晒したことのない胸乳を揉みまわし、急に手を止めた。

(あー、もう、この乳首、嫌い。貴哉くんは優しいから……これを見ても笑わないでくれるかなぁ)

珠理は少し肩を落とす。普通、乳首の頂点には突起があるもの。ところが珠理の場合はそこに窪みがあった。
いわゆる陥没乳首というやつだ。
珠理が貴哉とキスもためらうのは、その後に陥没乳首を見られるのが怖いのだ。珠理は友達からは勝手に経験豊富だと思われているが、いまだに処女だった。
正確には、処女だと思い込んでいた。

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