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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 74

吉川愛海は阿部美紀が物品を転売して稼いでいることや誠治から援助を受けていることが不正受給に当たることを説明したあと「申し訳ありません、トイレをおかりしてもよろしいでしょうか?」と言って誠治の前から席を外す。
そのタイミングで、本条恵美が警察のふりをして「阿部美紀さんという女性とのご関係は?」と誠治のスマホに電話をかけた。
トイレから戻った吉川愛海に青ざめた誠治が「今、警察から電話が……」と不安げに言った。
「俺も逮捕されるんてすか?」
「捜査協力を求められるかもしれませんけど」
吉川愛海が「どうしたら松崎さんは不正受給とは関係ないことにできるか、一緒に考えましょう!」と誠治の手を握って笑顔で見つめた。
不安をあおり、それに助けを申し出て懐柔する。
それは宗教団体の十八番の手口だ。さらに勧誘員は自分の身の上話をして、相手との親密な関係を演出する。
松崎誠治は吉川愛海のエロ懐柔にまんまとだまされた。
離婚調停中である話などをしながら、生活保護を申請する直前にサポートセンターの職を得たことを吉川愛海は女優のうつむきかげんの伏せ目で話した。
阿部美紀とはつきあっておらず、ボランティア活動で知りあった吉川愛海とつきあっていると調査に来た警察官に証言すればいいと提案した。
「でも、離婚調停中じゃないんですか?」
吉川愛海の偽物の結婚指輪に誠治は目を落とした。
「離婚の理由は相手の浮気と暴力で、相手は慰謝料を請求されたくないのか、協議にも来ません。別居期間が過ぎれば離婚は成立すると相談している弁護士さんは言っている状況なんです」
「そうなんですね」
「生活保護費の不正受給の共犯か阿部美紀さんに入れ知恵をした主犯にでもされたら大変です。あ、でも、私とおつきあいしていることにするのは、松崎さんからしたら迷惑ですよね。あの、私とじゃ嫌ですか?」
そばに来て吉川愛海が誠治のふともものあたりをそっと撫で顔を近づけた。
誠治はどきどきしながら「こちらこそ、俺のためにあなたにつきあっていることにしてもらって」と言ったところで吉川愛海に唇を奪われた。
「生活に困っている阿部美紀さんを、松崎さんが助けてあげようとしていたんですよね。とっても優しい人だと思いました。本当に私でよければつきあってみませんか?」
吉川愛海がそう言いながら、自分からそっとブラウスのボタンを外して、ブラジャーをつけた胸の谷間を誠治に見せつけた。

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