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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 718

買い物を済ませた水野咲が、店から出て横断歩道を渡っていくのを、脇田友之が店内から確認して、店から出ると自転車にまたがった。
人は意識してないものは、認識が甘くなる。水野咲が、興奮している脇田友之に気づいていたら、走って逃げ出していただろう。
肩の露出した白のノースリーブのシャツに、体の線がわかりやすいスキニータイプのベージュ色のチノパン。素足の見えるサンダル。ローポニーテールの髪色はチョコレートブラウンで派手さはない。
派手さはなく、むしろ地味な印象。
水野咲が見た目が派手で気の強そうな印象であれば、脇田友之に狙われなかったかもしれない。
シャツの色を目印に、脇田友之が距離を置いて後をつけているのに、水野咲は気がつかない。スマートフォンで、ワイヤレスホンをつけて、音楽を聴きながら歩いているからだった。
住宅街から、途中で神社があるあたりを抜けて帰るほうが早いので、水野咲が神社の入口あたりにさしかかった時、脇田友之は自転車を一気に加速した。
水野咲が手からぶら下げているビニール袋を、脇田友之がすれ違いざまにつかんだ。ぐいっと引かれて、ビニール袋が破ける。前のめりに水野咲が転倒した。
脇田友之が、すぐに自転車を停めた。自転車から降りて、水野咲に走って近づいた。
何が起きたのかわからず、水野咲が膝を打った痛みに顔をしかめながら、ゆっくり起き上がって、まわりに散らばった品物を呆然と見つめた。
無言で細い上腕をつかまれた水野咲は、神社の境内に連れ込まれた。
恐怖に声が出せない水野咲に、抱きつきのしかかるようにして石畳の上に押し倒す。水野咲が、しばらく必死に抵抗していたが、押し倒された時に石畳に後頭部を打って、脳震盪を起こしていた。
とても気分が悪く、ずぎずきと後頭部が疼くように痛む。
手足に力が入らない。
道路からの街灯がわずかに届いているものの、かなり暗い。
大声を張り上げれば、深夜なので不審に思った近所の住人が通報するかもしれないが、神社の周辺は四方を道路に囲まれていて、広い敷地内から道路まで離れていて、多少の物音は近隣住人には届かない。
まして、脳震盪を起こしている水野咲はうまく叫ぶこともできない。
咲の腰の上に馬乗りになった脇田友之がスマートフォンでシャツをめくり上げ、カシャ、カシャ、カシャ、カシャと撮影している。
脇田友之はシャツの下の水色のブラジャーをめくり上げ、乳房を揉みながら、また撮影する。
「いやぁ……撮らないで……うぅっ」
腕と手で顔を泣きながら隠していた。その様子に、脇田友之はさらに興奮した。

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