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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 717

「真奈美ちゃんを、今夜だけ特別に、プリンセス・セレニティーにしてあげる」
本田綾はそう言ってそっと手を握った。清水真奈美に似合うドレスを選び、髪型も髪を染めずに清楚なイメージでヘアアイロンで毛先だけをワンカール。メイクは、隆史があまり化粧の濃いのを嫌うので、ナチュラルメイクにした。
「真奈美、綾、ふたり並んだところを、スマホで撮影してもいい?」
「店内撮影は禁止です。だから、メイク室できれいに撮って下さいね」
お化粧のコツや髪型のセットのコツを、本田綾がスタイリストのように、真奈美に教えたので、この夜から、真奈美の戦場カメラマンっぽさは消えた。
「綾、ありがとな」
帰りに、私服に着替えるため、真奈美が席を外している。その間に隆史が言った。
「どういたしまして。今度はひとりで、私の部屋にゆっくり泊まりに来て下さいね」
隆史の愛人たちの中でも、実はかなりのさみしがり屋の本田綾なのだった。

脇田友之は闇サイトで、
【精力剤売ります】
という書き込みを見つけて購入した。
再会した同級生の人妻、浅見美代子と不倫関係を続けていて、夜勤の派遣アルバイトのあとに、美代子と密会してセックスしている。
最近、美代子とセックスしたあと、疲労感が数日続くために、アルバイトの日数が減っている。
しかし、美代子が脇田友之の部屋へ来ると、断れずにセックスしてしまう。
密かに浅見美代子がドラッグを混入した飲み物を与え続けて、すっかり依存しているせいだとは気づいていない。
高校生の頃の脇田友之は、美代子に片思いをしていた。人妻になった美代子のむっちりとした肉感的な腰つきの艶かしさ、Fカップのおっぱいや甘いアニメ声。脇田友之は夢中になった。
部屋に届いた精力剤は、栄養ドリンクの小瓶に入れられていて、10本購入したので試しに一本飲んでみた。
(だまされたかな?)
精力剤は、匂いも味も、市販の栄養ドリンクと変わらなかった。
二時間後。脇田友之は、一度オナニーして射精したのに、まだ収まらずに張りつめて、痛いほど勃起していた。ひどくまだムラムラしていた。

(もう誰でもいい、ああ、思いっきり犯したい!)
浅見美代子に昼間、密かに投与されていたドラッグの成分が体に残っているところに、精力剤ではない別のドラッグを飲んだために、過剰摂取で異様に脇田友之は興奮していた。
脇田友之は、人妻の美代子と再会する前は、闇サイトで復讐依頼のターゲットにされた女性を何人も輪姦してきた。
深夜、ふらふらと自転車に乗って、犯せる女性がいないか探しに出かけた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」
自転車を休まずに漕ぎ続けている脇田友之は、信号無視で、車の来ない交差点を斜めに突っ切り走り抜けていく。
小太りで、マッシュルームカットの脇田友之の真っ赤なTシャツの襟元や脇の下は汗で色が変わっている。
Tシャツの背中にプリントされているのは、短いスカートのセーラー服で、抜いた日本刀を背後に隠して、なぜか恥ずかしそうに微笑むアニメキャラクターの女の子のイラストであった。
色褪せたジーンズも、じっとりと汗で湿っている。
漕ぐ、漕ぐ、漕ぐ。ペダルを踏むたびに太腿が張りつめる。
脇田友之はコンビニエンスストアーの前を通過して、急に止まった。
店内の雑誌コーナーに立っている若い女性を見つけたからだった。
脇田友之は舌舐めずりをした。
コンビニエンスストアーの前に、ゆっくりと引き返した。
2時間近く、自転車を全力で漕ぎ続けても、ムラムラとした性欲はまったく収まる気配はなかった。
夜中にアイスが食べたくなって、冷蔵庫の中を確認したら切らしていたので、どうしても食べたくなった。
近所のコンビニエンスストアーまで、散歩がてらにやってきたOLの水野咲(ミズノサキ)は、レジのそばのアイスケースから、アイスを選んでいると、視線を感じた。
レジには店員はいない。雑誌コーナーの差し替えをしていた。
(ん〜、気のせいかな?)
PARM(パルム)を6本、カップアイスを3つ、すでに缶チューハイとサンドイッチとプリンの入っている買い物かごに入れた。
店の奥に、飲みものが並んでいる冷蔵庫の前から、水野咲の様子をうかがっている脇田友之がいた。
咲と目が合わないように、距離を置いて見ている。
駐車場には自動車はなく、脇田友之の自転車しか停車していない。若い女性が徒歩で買い物に来ていると、脇田友之は判断したのだ。

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