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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 72

「転売の他にも収入がありますよね?」
隆史はそう言ってから、阿部美紀と交際している男性の名前を告げた。援助交際のようなものと隆史は推測した。
「男性から金銭を援助してもらっていたら、生活保護は取り消されますよ」
「そこまで調べて、困っている私の生活保護を打ち切らせたいんですか?」
「働きたくないだけじゃないのか。生活保護よりも金になる裏の仕事なら紹介できなくもないけど」
「お願いします、今、生活保護を打ち切られたらすごく困るんです」
「転売しなければバレなかったのに。残念だったな」
「ちっ、あれもこれもダメって私に死ねってことなの、あー、別の保護施設を探すからさぁ、もう、帰ってよ!」
阿部美紀が隆史にイライラした気持ちをぶつけるように、態度と声に出して、立ち上がった。
「甘いんだよ。俺の愛人に迷惑かけた落とし前はきっちりつけさせてもらう。部屋に上げたのも浅はかだったな」
隆史がニヤニヤしながら、見下ろしている阿部美紀に座ったまま言った。
「月に二回ぐらいデートして、食費がないとか言って一緒にスーパーに出かけて買い物させたりしていたのに、部屋に上げても一度もやらせなかったのもミスだったな。お前の結婚詐欺にかかるぐらいやりたい男が、やらせてくれる相手を用意されたら、お前よりそっちに夢中になるよな。お前、最近、デートを断られなかったか?」
阿部美紀は隆史に言われて、思い当たることが先日もあったばかりだった。
阿部美紀に週末の休日になるとデートしたがっていた彼氏が、今週の週末は美紀に電話もかけてこなかった。
あれこれとノートパソコンからマグカップなどの雑貨などをねだって買わせ続けていたので、金が底をついたのかと美紀は思っていたが、実はそうではなく、隆史は阿部美紀の彼氏を引き離すために、援助交際グループのメンバーのうちでも、元AV女優で五人と愛人契約をしたあげく金だけ奪って宗教団体に奪った金を寄付した吉川愛海に阿部美紀の彼氏を誘惑させた。
隆史を吉川愛海は本当の教祖と信じこんでいて、阿部美紀が貢がせていた彼氏を吉川愛海は見事に寝取ったのだった。

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