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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 705


ヤクザに覚醒剤を打たれ、レイプされた「響子」はビルの五階から飛び降り自殺した。
それはまだ、空が美しく明け染め始めたばかりの早朝のことであった。
その夜、何度も妹の名を呼びながら、体を重ね合い疲れきるまで射精した男は、救急車やパトカーのサイレンの音て、目を覚ました。
岸本克彦は、外法を行い愛していた妹の復讐を実行した。
岸本克彦は高野山から、式神の形代を盗み出した。
その時、岸本克彦は自分の日記帳を、高野山に残した。
妹の死のあと、妹がレイプされている裏物のDVDを新宿で手に入れてしまったことや、断食して千匹の毒蛇を殺し、千匹目の蛇で、式神の形代を飲む外法を実行するつもりだと記されていた。
高野山から依頼され、岸本克彦を追っていた退魔師の鏡真緒(ガガミマオ)は三人のヤクザに復讐を終えた満身創痍の克彦が、無関係な人を襲う祟り鬼となる前に、外法から解放してやった。
北川天の幽霊を、隆史が式神として封じた形代は、その後、鏡真緒によって始末されたのだった。
隆史は、この兄による妹のための復讐が終わったあと、阿闍梨から式神の形代が失われたと報告を受けた。
もちろん、氷川奏や中島玲香にはそのことは内緒にしておいた。
ヤクザの島崎のすみかを調べ、鏡真緒に教えた本条恵美には報告した。
隆史は、ラブホテルの部屋に清水真奈美を連れて泊まりに行き、式神の形代の件を、幽霊の小西さんに報告した。
幽霊の小西さんは、清水真奈美が隆史にかなり惚れていることを、別荘で姿を消す前に、そっと教えたのだった。

「じゃあね、真奈美ちゃん、檜垣さんに可愛がってもらうのよ。邪魔者は退散、退散……ふふふふっ」

幽霊の小西さんが、壁をすり抜けるように姿を消した。
「絶対、あの人、幽霊でいることを楽しんでますよね」
「満喫してる感じだな」
清水真奈美は、隆史とラブホテルの部屋に二人っきりになると、急に緊張してきてしまった。
隆史は、緊張をほぐしてやろうと思い、二人でベッドに寝そべって、話を聞かせてくれと提案した。

(瑠々も恥ずかしがって、緊張しやすいタイプだったからな)
高校生の頃に、山崎瑠々という初めての彼女ができた時も、よくセックスしないで、一緒によくお昼寝していたことを思い出していた。

「そうですねぇ、どんなお話をしましょうかぁ?」
「いつ頃から、おっぱいがおっきくなったのか……とか?」
隆史が仰向けに寝そべって、目を閉じたまま言った。

「檜垣さん、おっぱい大好きですね〜」
「おっきくても、ぺたんこでも、俺は大好きだよ。玲香が、小西さんと会ってから、おっぱいおっきくなる薬を作れってうるさいんだよ」
「私は逆に、玲香ちゃんみたいなスレンダーな体型になってみたいかも」
「俺は、何て言うか、今のままで二人とも魅力的だと思うし、そのままでいてほしいっていうか……だめかな?」
「すごーい、作れちゃうんですね」

清水真奈美は、身長は隆史の167cmより少し低い164pだが、小学生のうちからすくすくと背丈もおっぱいも育っていて、中学2年生ぐらいには今と身長と体重とバストサイズになったらしい。

「だから、小学生の時は、おっぱいと身長がまわりの子と比べて高いのは嫌でしたよ。ホルスタインでしょ、おっぱい星人でしょ、あと、ダイナマイトなんて変なあだ名つけられました。中学生になってからは、委員長ってあだ名が定着したんですけどね」

小西真奈美は、図書委員で中学、高校と放課後は図書室で司書のようなことをしていたらしい。
山崎瑠々も放課後は学園図書館にいつもいて、読書三昧だった。お嬢様だと、なんとなく敬遠されがちで、瑠々は読書をして、一人の時間をそれなりに楽しんでいた。

子供のうちは、生まれや育ち、身体的特徴で敬遠したり仲間はずれにしてしまうけれど、大人になるとあからさまに態度では示さなくなるけれど、第一印象で人を判断してそのままという癖が抜けない人もいる。

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