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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 8

「あ……」
瑶子は隆史の横顔を見つめたが、隆史のほうは瑶子に話しかけてはこなかった。
瑶子の暮らしているマンション型のアパートがある駅に着くまでの二十五分間、二人は黙って座っていた。
隆史が先に座席から立ち、瑶子は少しふらつきながらあとについて電車を降りた。
「マスクしてるのにちゃんと匂いに気がついたんだな。瑶子、少し顔が赤いぞ」
ホームで隆史の腕にしがみついた瑶子に隆史が言った。
「そ、そっちこそ、もう勃起してるくせに」
瑶子が恥ずかしさをごまかすために、少し怒ったような口調の小声で言い返した。隆史のジーンズの股間のあたりは勃起したモノのせいでふくらんでいた。
瑶子が隆史から離れて先に改札を出たが、隆史にすぐに追いつかれた。
「歩いて帰るのは無理そうだな、タクシーに乗るぞ」
隆史に瑶子はぐいっと手をつかまれ、タクシー乗り場からタクシーに乗るとき、軽く背中を押された。
隆史は瑶子のアパートの名前を、すらすらとタクシーの運転手に教え、あとは黙って瑶子の華奢な手を握っていた。
アパートの三階の302号室が瑶子の部屋で、他の住人はおらず、二人だけでエレベーターに乗ると隆史が瑶子を抱きすくめて、唇を奪った。
「んくっ、んっ……ふぁっ、ここじゃダメだよ、ご近所さんに見られちゃうよ」
「見てみぬふりをしてくれるさ」
隆史は平然と言ったが、いちおう気を使ったのか、瑶子から身を離した。
瑶子は部屋の玄関で腰から力が抜けて、靴をはいたまま座りこんでしまった。
隆史は瑶子の靴を脱がし、ドアに鍵をかけると自分の家のようにスニーカーを脱いで上がりこんだ。
「瑶子、舌を出せ」
瑶子は意味はわからないが、すでにぼんやりとし始めていて、言われるままに舌を出した。
隆史は香水を入れるような小さな容器をジーンズのポケットから出した。先端がスプレーのように噴射できるようになっていて、薄紫色の液体を瑶子の舌にシュッとかけた。
そして、隆史はジーンズを脱ぎ、さらにバンツまで脱いでしゃがみこんだ瑶子の前に立った。勃起したモノを瑶子の鼻先に近づけた。
瑶子は酔ったようなとろんとした目で隆史のモノを見つめると、手をそえて、ペロペロと舐めた。

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