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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 7

くたくたに疲れきって、気持ちいい余韻のなかで、何も考えられなくなって眠り込むような激しい隆史とのキメセクは、全身が性感多帯にされてしまったような快感だった。
(あんなことされちゃったら、もう、普通のセックスじゃ我慢できない)
瑶子は帰宅後、リビングで寝そべりオナニーに耽った。隆史に押し倒されて犯されたところで。
目を閉じて自分の乳房を揉み、乳首を指で摘まんで刺激した。隆史にキスされたときに唇を舐められたのを思い浮かべて、舌なめずりをした。
まだいじっていないのに、瑶子の股間からじわりと愛液があふれてきていた。
隆史の肥満した体に密着された感触や息がかかった感触がよみがえってきた。
瑶子は膝を曲げて股を開き、自分の指を舐めて唾液で濡らすと、肛門の辺りをさわってみた。
「はうぅっ、ああぁん!」
実際には誰にも挿入されていないのに、すぼまりに押し込まれ、ずぼずぼと動かされている感触を感じて、瑶子は甲高いあえぎ声を上げてしまった。
幻覚と幻聴、そして現実と錯覚するほどリアルなフラッシュバッグに瑶子は襲われていた。
もしオナニーしている真っ最中の瑶子なら、誰のモノでも抵抗できずに受け入れてしまうだろう。
薬物によって脳に焼き印を押すように強烈な快感を刻まれてしまった結果、瑶子は幻の隆史にもてあそばれていた。
瑶子が弓なりに背中を反らし、幻の隆史の熱い精液の迸りを感じて絶頂してしまった。
少女の頃からひっそりと瑶子がしてきたやりかたのオナニーの快感とは、まったくちがう快感だった。
絶頂してしばらくのあいだ動けず、体が落ち着いてきてから、瑶子は熱いシャワーを浴びた。
夢をみているあいだは夢だと気づいていないけれど、目ざめてから考えてみればあれは夢だったと気づくような感じだと、瑶子は思った。
隆史と一晩中どころか翌日の昼間までセックスし続けていたときのことは、途中で何度も絶頂したりぼんやりとして曖昧なところがあるけれど、瑶子の体は些細な感触でもはっきりとおぼえていた。
一ヶ月後、瑶子が残業を終え帰宅するために電車の座席に座っていると、まわりの席が空いているのに隣に腰を下ろしてきた小太りな男がいた。
スポーツメーカーの白いスニーカーに、下はジーンズ、上着はラフなパーカーを着た隆史だった。
香水だろうか。隆史が隣にいるとシトラス系に甘い匂いが混ざりあったような匂いがほのかにした。

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