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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 700

「……んっ……んんっ……ふぁっ……」
隆史の唇が離れると、玲香が唇をわずかに開いたまま、ぼーっとのぼせていた。
奏がそっと近づき、身を屈めて、玲香に唇を重ねる。
隆史がディープキスをした時の、舌を動きの癖まで氷川奏は熟知している。
奏が唇を離すと、玲香の胸はどきどきと高鳴って、目は潤んで、うっとりとした表情を浮かべていた。
隆史は奏と玲香がキスをしているのを間近でみて、少し興奮したようだった。
隆史のモノがジーンズの下でむくむくと勃起して、玲香の股間のあたりにふくらみがふれた。
美女の奏ど美少女の玲香は、レズビアンだが、いちゃいちゃする姿を、隆史にいつも見せているわけではない。
「まったく、ふたりともエロいな〜」
氷川奏は見た目にそぐわず、合気道や空手などはかなりの腕前で体力がある。
中島玲香は華奢でスレンダー体型な美少女て、隆史や氷川奏よりも疲れやすい。
中島玲香は自分でも、そこはよくわかっているので、回復ポーションを飲ませてもらったのである。
隆史が勃起しているので、さっと隆史の膝の上から逃げて、氷川奏の後ろに中島玲香は隠れると、顔だけ出して隆史を見ていた。
「隆史様、しばらく館を留守になさっていたのですから、私たちのどちらかなんて、おっしゃらないで下さいね」
「わ、私は別に、どっちでもいいけど、隆史さんがどうしてもって言うなら、一緒に寝てあげてもいいんだからね」
そう言って玲香は、さっと氷川奏の隠れてしまう。

「やれやれ、そうだな二人に夜伽を……」
ソファーから隆史が立ち上がり「頼むとするか」と言い切る直前、館内にチャイムの音が響き渡った。
氷川奏の表情から微笑が消えた。
隆史の館は樹海の奥深くにある。
そして、今夜は小雨が降り出していて、月明かりすらない。
夜に、突然の来客などありえない。
隆史か頭を掻いて、めんどくさそうに大扉に向かって歩き出したので、慌てて氷川奏が手首をつかんだ。
「隆史様、玲香さんをお願いします。ここは、私が!」
いきなり拳銃を構えた人間が、外に立っていて、発砲することだってありえる。氷川奏は、夜伽や身のまわりの世話だけでなく、檜垣家当主の身を守るのも役目である。
「玲香、地下室に避難して。奏、二人で扉を左右に開こう」
中島玲香が全力で走り出した。
リビングを出て廊下へ向かうのを確認して、隆史と奏がうなずき合う。
三人の中で一番走れば早いのは隆史で、瞬発力があるのは奏である。
いざとなったら私が撃たれている間に、逃げてほしいと伝えると「その時は、俺も一緒に撃たれて死のう」と隆史は氷川奏を抱きしめた。
二人はうなずき合って大扉を開いた。
「清水さん?!」
全身びしょ濡れで、途中で転んだのが、髪や頬、ジーンズやシャツも泥だらけになった清水真奈美が、うつむいて立っていた。

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