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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 698

馬辰はミロスラーヴァの背中と腰に腕をまわして、ねっとりと。舌を絡ませ合ってキスを堪能した。
(抵抗するようなら、手下たちに輪姦させるつもりだったんだが……まあ、今日は楽しませてもらうとするか)
ミロスラーヴァが全裸になると、さらに艶かしい。とりわけ大きな乳房は垂れておらず、突き出している。ウエストは細く、腰から尻のあたりはむっちりとして肉感的である。顔立ちが上品な分だけ、体つきの艶かしさが際立っていた。
馬辰が手に収まりきらないミロスラーヴァの美巨乳を揉んでみると、柔らかさと弾力がとても良い手ざわりであった。
「ンッ……はぁっ……ンンッ……」
とても感度も良さげだが、声を抑えている様子に、馬辰はミロスラーヴァが声を抑えられないぐらいまで、感じさせてみたくなった。


檜垣隆史は、徐麗花の手紙から、高坂貞人が香港に一人で潜伏していることを知った。
氷川奏と中島玲香は、隆史が谷崎麗との約束のために出かけて行き、巻き込まれたことのあれこれと、達也に二人の母親ができたこと、谷崎麗とデートできたこと、高坂貞人が香港に潜伏していて、もう一人のロシアの武器商人の御曹司は行方不明で国内潜伏中という話を聞いた。
「媚薬を使ったのにふられたのは、谷崎初音に続いて、高坂美和で二人目だ」
「……隆史様、そこが問題なのですか?」
氷川奏が首をかしげて言った。
「そんなほっぼらかしの無責任なパパより、仲良しのママが二人いるほうがいいと思う」
中島玲香は隆史に言った。
失踪後、高坂貞人から3年以上、美和や達也に一切連絡がなければ、離婚を申請できる。
徐麗花の手紙には、湯治場の燕杏から徐麗花への報告で、吉川雅美の離婚が成立したので、結婚して八神雅美になるつもりだが、そのまま湯治場で暮らしていいのか、二人が気にしていることも、手紙の最後のほうに書かれていた。
「あの二人もついに結婚か」
この話題は徐麗花からの
(ねぇ、隆史くん、そろそろ私たちも結婚しない?)
というアピールでもあるのだが、隆史はそこには気づいていないようである。
氷川奏は、子供ができない限り、隆史は誰とも結婚しない気がしている。
今回も高坂達也という5歳の男の子が気になって、つい隆史なりにあれこれと動いたのだと、氷川奏は思っている。
高坂美和という人妻のことも、7歳ぐらいの少女の人格が隠れているから、隆史は気になっているのだろうと思った。
本人は自覚してないが、隆史はかなり子供が好きだと、氷川奏は見抜いていた。
「私、隆史さんと奏さんと私の三人で、もう、家族なんだと思ってる」
中島玲香はそう言って、氷川奏と隆史の顔を見て、にっこりと笑った。
中島玲香は、幼い頃に母親と死別している、資産家の父親は、玲香が成長するにつれて、一人娘というより欲情の対象として見るようになっていった。そんな家庭環境よりも、隆史の別荘での暮らしのほうが落ち着いて暮らせているようだ。
隆史が中島玲香の頭を撫でている。
「玲香はいい子だな〜」
玲香がうつむいて、顔を真っ赤にして照れていた。
そんな隆史の頭を、そっと撫でてあげたいと、氷川奏が思っていた。

徐麗花の手紙をラブレターだと隆史がまったく気づいていないので、中島玲香は教えようか迷ったが、止めた。
氷川奏もそこにはふれなかった。
「今夜の夜伽は、いかがなさいますか?」
氷川奏が、隆史に淡々とした口調で聞いている。中島玲香は、まだ自分から隆史に、いわゆる夜の営みについて、隆史に質問するのは、おねだりしているような気がして、恥ずかしいので聞けない。

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