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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 693

「麗、一晩でこんなにいっぱいしたことないんだから、絶対に余計なことは言うなよ」
「……うん」
麗はそっと自負の下腹部を撫でた。
(ちょっと欲張りすぎちゃったかな。でも、今まで我慢してたんだから、たまには、甘えてもいいよね)
「あっ、隆史さん……また勃ってる」
回復ポーションを飲んだ隆史と、全身精液まみれにされた麗が、シャワーを一緒に浴びていると、隆史の絶倫なモノは、また勃起してしまっていた。
「……もう一回、しちゃう?」
恥ずかしがり顔を赤らめた麗が言った。隆史がうなずいて、麗の腰のあたりを抱き寄せて、唇を奪った。


谷崎麗を探偵事務所に降ろすと、そのまま隆史は、樹海の中で夜になってしまったが、無事に別荘に戻って来た。
「お帰りなさいませ、御主人様」
スタイル抜群の氷川奏とスレンダー体型の美少女の中島玲香が、隆史をメイド服姿でお出迎えしてくれた。
「ただいま〜、ふたりとも、変わったことはなかった?」
「隆史様、徐麗花様から、お手紙が届いております」
「ん? なんだろう」
隆史は中島玲香から手紙を受け取る。
隆史の別荘の食料や日用品は、定期的に徐麗花の組織の運送屋が、迷子にならないように細心の注意を払って届けてくれている。
今回は、徐麗花からの手紙も届けてくれたらしい。
隆史は、ごろんとソファーに寝そべると手紙を封筒から取り出した。
中島玲香が気になったのか、そばに来て手紙を覗き込んだ。
中国語でびっちりと文字が、しかし流暢な美しい書体で並ぶ、手書きの手紙。
玲香はまったく読めないので、隆史が手紙を読み終わるまで、少し離れて待つことにした。

油麻地(ヤウマーティ)。
香港の繁華街の中心である旺角からネイザンロード沿いに徒歩10分ほど南に下ったエリアでMTRではちょうど一駅分。ネイザンロード沿いの表通りは旺角と同じく繁華街であることに変わりないが、一本裏手に入ると完全に地元の下町の雰囲気になり、特に駅の南側は大衆食堂や一見何をしているのか分からない店舗が立ち並ぶ。さらに南には上海街や男人街などがあり、旺角とは、少し違う町の顔を見ることができる。
油麻地果欄 (ヤウマーティ・クォラーン)。油麻地駅南東の窩打老道と、石龍街、新填地街で囲まれたブロックにある果物市場である。建物はかなり古く朽ちているが、建物内には果物のお店が沢山並んでいる。かつて600店舗あった店の半分は店じまいしているが、南側の石龍街沿いにも果物の露店が並んでいていて、両方とも多くの地元の人で賑わっている。
「通菜街」は女人街(ノイヤンガイ)と呼ばれる。九龍の中心を走る大きな彌敦道(ネイザンロード)から、東へ2本入ったところにあります。その通りの亜皆老街と交差するところから登打士街に突き当たるまでの1qほどの道筋に、びっしりと露店が軒を連ねている。
女人街のマーケットの商品は、女子向けの衣服、バッグ、アクセサリー、日用品や雑貨がメインになっている。子供服やおもちゃ、キャラクターグッズなどや、民芸品やシノワズリと女性向けなので女人街と呼ばれている。午後3時くらいには全ての露店ともオープンし始めているので、ナイトマーケットよりも早い時間から、観光客もスリやひったくりに用心すれば比較的安全に買い物を楽しめる。
佐敦から油麻地に続く「廟街」のナイトマーケットは男人街(ナンヤンガイ)と呼ばれている。
夜になるとなんとも怪しげな雰囲気で賑わう廟街(テンプルストリート)。
ナイトマーケットで有名な男人街に並んで、占いでも有名な通りである。通りには夕方6時頃から、次々とテーブルが並び、占い師が店を開く。
カードを使うタロット占い、人相占いや手相占いなど、様々な占い師がいる。
王芳(ワンファン)。これが高坂貞人の、香港での偽名である。

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