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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 676

中国は経済的に安定して裕福な状況にあると、国際的には評価されており、ロシアとは接しているが、他の国への影響力がある。ロシアが中国ではなく、ウクライナに侵攻したのは、海上の石油ルートをロシアが確保したかった事情があるにせよ、中国とウクライナのちがい、つまり、経済力の評価による他国への国際的な影響力のちがいの差がある。
軍備面だけなら、ロシアは中国に戦争をしかけても、領土の割譲を要求できるまで戦うことができる軍事力は保持しているのである。
日本がロシアと連携したときに、中国から世界各国に日本に対して、石油は売るなと圧力がかかれば、日本国内の食料輸送すらガソリンが不足して、地方より政治の中心となっている都市部に多数の餓死者が、およそ300日、日本の石油の保管量が尽きるまで経過すれば、発生する。そうなる前に100日ほどで中国に白旗を上げる。政治の中心は、食料の生産の豊富な地方ではない。
食料を輸入し続ける経済力と、圧力がかかっても、他国が日本と友好的に親交を持ち続けたほうか得だと納得させられる経済的評価による影響力があれば、問題なく中国と交渉を続けるだろう。
日本はアメリカと軍事的な条約を結んでいるので、アメリカが動けば日本も乗っかりやすいし、他国からもアメリカと同じ動きをすると判断されがちではある。
戦争の最中は、その時の政権が倒れにくい傾向がある。戦争中に政権を変えるのは危険、と国民は考える。支持率が低い大統領や首相には、個人的には安定した地位が確保できるという利点もある。
それはウクライナに侵攻したロシアの大統領は、自分の政権の安定を実感しているだろう。
現在の軍事的に提携する条約が戦争が始まってどれほど維持されるかは、状況しだいなのだが、アメリカ、日本、韓国は提携の条約を結んでいる。
韓国としてはアメリカに叩かれるのを避けるために、日本への攻撃は行わないかアメリカや日本の情報を、敵国側に協力的な他国経由で流すことで、裏では自国の防衛に出る可能性がある。
「ウクライナにとって、他国が支援物資や資金援助、さらに武器などの軍備の支援をしてくれている状況は安心して抗戦できる状況にある。これが、アメリカなり中国なり、NATOが軍を派兵してくるとなれば、ロシア軍撤退後に、言いなりにされないか警戒しなければならなくなるので、やりにくいでしょうね」
このロシアのウクライナ侵攻の終結の予想を、谷崎麗が徐麗花に聞いてみた。
この戦争が終わるとすれば、
ウクライナの降伏。
ロシアの政権崩壊。
徐麗花は、そのどちらかで終結すると予想している。
現在、侵攻されたウクライナが、他国からの支援もあり徹底抗戦の構えである。長期戦も覚悟しているので、降伏の可能性は低い。
侵攻がさらに進んで、徹底抗戦を主張する政権がウクライナから消え、ロシアの処置に従うという新政権が作られたら、降伏する可能性はある。
ロシア側はウクライナがねばるほど、経済制裁によって、たとえばロシアの会社から海外へ送金できない、主要産業のガスも買ってもらえないとなると、経済的に国民が苦しくなっていく。
侵攻したが成果を出せずに撤退すれば、
次の大統領選挙で、現在のロシアの大統領の政権が維持するのが難しい。
だからロシア大統領は撤退を表明せず、ウクライナにロシアの言いなりになる政府を作りたい。
しかし、自国でクーデターなり、暗殺などで、地位を奪われロシアに新政府が作られたら、ロシア軍は、ウクライナから撤退する。

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