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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 628

牝の淫らな本能の昴ぶりに、美和の声はさらに甘さを増し、腰をくねらせる。
隆史が勃起したモノで擦り、突くたびにじわりとにじんでくる愛液の量が増え、にちゅ、にちゅ、にちゅにちゅ、という卑猥な水音が響く。
美和は自分が今までこんなに濡れたことを自覚したことがなかったので、恥ずかしさも極まっていた。
オナニーをしてもこんなに溢れたことはなかった。ドラッグで陶酔して我を忘れている間はかなり濡れていたが、美和はよく覚えていない。記憶が曖昧で意識が遠くなって気持ち良かったとしか、あとからは思い出せない。
「は、恥ずかしいっ……あひぃ、ぁあん……でも、こんな気持ちいいの初めてっ……ひゃうぅん! あっ、あっ、んあぁっ!」
「美和、まだまだもっと気持ち良くなるぞっ!」
パンパンパンパンパン、隆史の腰のピストンと息づかいが早く激しくなっていくと、美和の膝から力が抜けて立っているのがやっとだった。
隆史は射精寸前で、美和を愛人にして孕ませてもいいか言質を取っていなかったのに気がついた。
隆史が射精寸前のモノを美和の膣内から引き抜くと、美和が立っていられず、ぺたりとしゃがみ込んでしまった。
美和は隆史がもう中か外かはわからないけれど、膣内から引き抜かれたので射精したと思っていた。
しばらくうつむいていた美和が、息の乱れが落ち着いてきて、ゆっくりと顔を上げた。
隆史がパンツを上げるところだったが、まだ隆史のモノがそそり立っていたし、膣内射精されたあとに、中から出てくる精液も出てきていないのに気づいて、隆史のパンツを思わずつかんで、ずり下げていた。
「そんなのだめです! 私だけ気持ち良くして自分は我慢するなんて。それとも、檜垣さんは、私として、何か嫌だったんですか?」
パンツをずり下ろされ、美和に涙をこぼしながら言われた隆史が、丸出しのままため息をついた。
「嫌とかじゃないんだよ。それは誤解だよ。美和は離婚して、俺の愛人になる気はある?」
と隆史に言われ、美和は即答した。
「なります」
「ええっ、そんな、もう少し俺の話を聞いて、よく考えてから決めたほうがいいんじゃない?」
「私、わかったんです。我慢して結婚して、子供も産んで……本当はすごく嫌だった。一生懸命がんばれば幸せになれるって思ってたけど、つらくて。それをわかってくれたと思ってたカズキさんにも、裏切られて。カズキさんと息抜きできれば、まだ頑張れるかもなんて考えて、バカだったと思います。でも、離婚できるんですよね。檜垣さん、私、もう嫌な生活を続けなくてもいいんですよね?」
「いいと思う。達也といるのも、本当はつらかったんだな」
「達也は、貞人さん、夫にそっくりだと思うことがあって……。夫と達也はちがう人間だとわかってるし、ママって甘えられたら、かわいいと思うんですけど。でも、達也にも家出して捨てられちゃいました。私、バカですけど、檜垣さんが良ければ、ずっと好きでいて欲しいです」
勃起したモノを丸出しの状況で、美和に告白された隆史は、美和の頭を近づいて撫でた。
美和の心の中には、子供の頃の自分がいた。中学生の「お兄ちゃん」に遊んでもらってうれしかった。
隆史に頭を優しく撫でられて、うれしいという気持ちと、その頃の気持ちが重なった瞬間、あまりにつらくて忘れようとして忘れた記憶が、媚薬で脳が活性化されていることでよみがえってきた。

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