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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 625

「俺をカウンセラーだと思って、何で禁断症状でひどい顔になってたのか聞かせてくれないかな?」
と隆史にうながされて、美和は秘密にしてきたことを赤裸々に、ぽつりぽつりと、気まずさで、途中で何度も黙り込みながらも話した。
高校生の頃の彼氏への親しみが、初体験後からはしつこく体を求められて嫌悪感に変わったように。
貞人への淡い初恋が、ドラッグを使って監禁レイプされてからは軽蔑に変わったように。
生活に大きな不満はないが、そこで新鮮な気持ちをくれたカズキへの恋心が、ドラッグを餌にしたSMプレイで服従に変わったように。
絶対に裏切らないと思って愛していた達也に、思わず怒りをぶつけたように。
美和のそれまで何度も心変わりを経験して、変化を受け入れてきた。
隆史が媚薬を吹きかけたことで、カズキへの服従やドラッグの成分を脳が求めることや、すべてをとりつくろって幸せなふりをすることが優先ではなく、牝の本能に忠実に、隆史の精液を受け入れて、大絶頂しても生き残ることが優先だと、迅速に、かつ確実に、脳からの命令で全身の細胞が変化していく。
達也をぶったことも、美和なりに自分がどんな気持ちだったのか、よく考えて隆史に話した。
(はぁ……今まで隠してきた気持ちを、私、この人に全部聞いてもらっちゃった)
それまで口を挟まずに、何度もうなずいて、話を聞いていた隆史は、美和に質問した。
「どんなときに、人は怒りを感じると思う?」
「悲しかったときや、とても嫌なことがあったときでしょう」
「どうにもできないことに、自分は無力だと思っている時だよ」
種として強い雄の精液で子宮を満たされ孕みたいという淫らな牝の本能と、人為的に快楽をもたらすドラッグの誘惑。
どちらが人妻の美和を支配するか。
隆史には自信があった。
「……檜垣さん、私、取り返しのつかないことを……ひゃっ! はうぅっっ!!」
美和がそう隆史にまた話を始めた瞬間のに、美和の脳へ体中の細胞から準備完了であると伝えられ、脳は全身に確認の合図を伝えた。
美和が思わず隆史に抱きついて、全身に走り抜ける絶頂に身を震わせていた。
それは貞人とカズキが美和に投与するドラッグがもたらす快感よりも、生々しく野蛮で淫らな快感だった。
美和はそれ以上、あられもない声を上げないように必死で、隆史にしがみつき、唇を噛みしめて堪えている。
目を閉じ眉をしかめながら、一瞬で全身が甘く痺れて、小刻みな痙攣をもたらした絶頂感が突き抜けたあとの余韻の陶酔に「はぁん……はぁ、はぁ、はぁ……」とわずかにあえぎ声を洩らし、息を乱して、顔をゆっくりと上げ、目を潤ませながら隆史の顔を見つめた時には、そこには人妻であることや母親であることの仮面を剥ぎ取られた、美和という牝がただいるだけだった。
「その顔のほうが、まだ人間らしい顔をしてるよ、美和」
隆史はそう言うと、ブラウスの上から美和の乳房のふくらみを揉んだ。
「あ……あぁぁっ……ひ、檜垣さん、おっばい……んっ、はぁん……だめぇ……」
脳からの強制絶頂の洗礼を受けた美和の体は、隆史の愛撫を受け入れて敏感に反応していた。
乳首は下着の下で疼くほど勃ってしまっている。おっばいを揉まれて、快感に火照った体が、汗ぱむほど熱い。
スカートの下の下着の股間がすっかり濡れてしまっているのが、美和は見なくてもわかった。

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