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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 624

何かを口移しで飲まされて、少しむせたが、口の中には美和の好きなアップルティーの味がしている。
隆史は媚薬でその人の好みの味を調合してつけていたが、回復ポーションを改良して、相手の記憶が眠る脳の海馬から好みの味が引き出されるようにした。
隆史は、薬の味が相手に合わせた味に勝手になるように改良したものを、美和に飲ませた。
隆史が、むせた美和の背中をさすってやった。美和はその咳ばみが収まると、体がだるく重かったことや、頭痛や軽い耳鳴りも消えたので、とても驚いて隆史を見つめていた。
(お薬を飲まされた?)
カズキに錠剤のドラッグを飲まされたあとも、酔って、体調の悪さは消えてしまうのを美和はわかっている。
「なんで達也をぶったのか、話を聞かせてもらいに来た。俺は達也とおともだちになった、檜垣隆史だ」
「なんで私が達也をぶったことを……それに達也はどこにいるの?」
隆史の回復ポーションのおかげで、自分の気持ちの殻に閉じごもり、まわりが見えない状態からは抜け出せたらしい。
見知らぬ男性が家に無断で侵入してきたと思った時は美和はすごくこわがったのに、なぜか、こわくないという暗示にあっさりかかった。
それは、脳がドラッグの成分の成分を求めることが、無意識で優先順位として一番になってしまっているため、他のことへの思考力や判断力が低下している証拠だった。
「いきなりキスして悪かったな。でも、俺が回復ポーションを渡しやっても、警戒して飲まないで捨てられる気もしたから。それにしても、かなりひどい禁断症状だ」
「回復ポーション?」
美和は最近は、カズキとドラッグのことや、息子を貞人の愛人に取られたことで頭がいっぱいになっているが、以前はスマートフォンで、たまに少額ながら課金してしまったりしながらゲームをして暇潰しをしていたので、回復ポーションと聞いて、ゲームのアイテムにそういうものがあると思い出した。
「達也は家出した。優しいママに初めてぶたれて、ショックだったみたいだ」
「家出ですか?」
「俺と本条恵美探偵事務所の女性たちが、泣いて歩いている達也を見かけたんだ、ちゃんと保護してるから、達也のことは心配しなくてもいい。それよりも、まず、自分の体の心配をしたほうがいい」
そういえば、好きだった料理を最近、めんどうになって作らなくなった。レトルトか、インスタントか、出前ばかり。
カズキが家から帰ったあとは、疲れて眠り込んでいるし、しばらくするとイライラして、嫌なことばかり考えてしまう。
隆史は美和から本音を聞き出すために、媚薬を吹きかけ吸引させた。
結婚前の貞人のドラッグレイプ。
カズキとの浮気とその後のドラッグを餌にしたSMプレイ。
息子の達也が、夫の愛人の松澤梓にあずけられて、達也が松澤梓になついてしまい、達也を失った気がして、さみしかったこと。

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