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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 623

「達也、ママは病気で寝てるからお部屋の外からおやすみなさいしような」
「ママ、早く元気になれ、おやすみなさい」と寝室の扉を撫でながら、達也は言っていた。
貞人は松澤梓のところから達也を連れて帰り、シャワーを一緒に浴びてから、寝かしつけた。
(朝、だるさで美和が動けなかったら、もう1日休暇をもらうか、午後から出勤できないか、とりあえず、セクハラ部長に聞いておくか)

高坂美和がインターフォンのチャイムを連打され、イライラとしながらモニターを確認した。見知らぬ小太りのラフな服装の男性が、玄関の外に立っていた。
「うるさい、警察呼びますよ!」
美和は隆史を、新聞の勧誘に来た人だと思いこんだ。
隆史が高坂美和が家にいるのを確認できたので、勝手に玄関の扉を開けて家に上がりこんだ。
リビングのモニターからそれを見た美和は、テーブルの上のスマートフォンを手に取ったところで、隆史に手首をつかまれた。
「今すぐ警察を呼んだら、捕まるのはお前だぞ」
「ひっ、は、離して」
青ざめて怯えている美和の目をじっと隆史は見つめて、およそ3秒。
隆史がゆっくりと、美和のほっそりとした手首から手を離す。
隆史は美和の目の下にうっすらとくまができて、少しやつれて憔悴しているのを見て、かつて星野舞が〈天使の涙〉の禁断症状で似たような顔をしていたのを思い出していた。
「ああっ、せっかくの美人が、だいなしじゃないか!」
「え、美人?」
隆史は3秒間で高坂美和に〈神眼〉を使って
(こわくない!)
と、シンプルな催眠暗示をかけた。
短時間で効率良く、催眠暗示をかけて効果を出すには、暗示はシンプルな方がベストである。
(解毒薬は持ち歩いてないから、しかたない。回復ポーションを使うか)
隆史は回復ポーションを口にふくむと、高坂美和を抱きしめ、唇を奪って、口移しで流し込んだ。
「ん……く……んっ……けほっ、けほっ!」
本条恵美かいたら
「ちょっと、隆史さん!」
と人妻にキスした隆史に叫んでいたかもしれない。
隆史は、探偵事務所の女性チーム三人に「もし、普通の状態じゃない精神状態だったら、四人で行ったら警戒される。それに女性にボロボロの自分を見られたくないかも」と説得して、車に待機させて一人できたのだった。

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