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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 620

高坂貞人も、烏龍茶をおかわりした。
「未婚で女遊びの噂もない、深夜残業も残業代をもらえば文句を言わず、酒を飲まずに烏龍茶か。営業部では、女の子たちにもてもてじゃなかった?」
「どうでしょうか、忙しかったので余裕がなかったですから」
「まあ、私の好みではないから、安心しなさい」
「それは残念ですね、パワハラ部長。ぼんじり、あと3本頼んでいいですか?」
「うん。ここの焼き鳥は、日本一うまい。ねえ、私にも3本追加してくれる?」
(この女、口では良いことを並べたが、佐倉花凛のこと以外は、別にどうでもいいんだな)
高坂貞人は焼き鳥(ぼんじり/塩)を、もぐもぐしながら考えていた。三宅香帆は焼き鳥(ぼんじり/たれ)を、食べている。
「ごちそうさまでした」
「じゃあ、また明日。おやすみ」
三宅香帆は焼き鳥をつまみにビールを飲みながら、高坂貞人に総務部で飲み会を開くから、泥酔した佐伯美和を「お持ち帰り」してしてしまえ、と言っていた。
翌日、総務部の自分のパソコンを確認して気づいた点を、セキュリティが甘いも含めて、三宅香帆に報告した。
(さすが、3人分と呼ばれる社員だわ。なかなかやってくれるじゃない)
総務部の業務処理の効率が2日ほどでアップした。
「情報システム部でもいけそうです」
三宅香帆から、電話で佐倉花凛に報告があった。佐倉花凛は「高坂さんが女性なら、秘書にしたいぐらいな人ですから」と三宅香帆に言った。
美和がちびちび飲んでいたカルーア・ミルクに少量のドラッグをトイレに行った隙に貞人が仕込んだことに美和だけでなく、貞人以外の全員か気づかなかった。一次会は居酒屋で、二次会はバーで飲んだ。バーテンに貞人はチップを渡して、タクシーを呼んでもらった。
美和がトイレに行ったタイミングで、まだ一口だけしか飲んでいないグラスを、店員に下げさせ、ドラッグ入りのカルーア・ミルクと交換させたのである。
泥酔している美和を自分のアパートの自室に連れこみ、三日三晩、事前に三宅香帆との打ち合わせした通りに、会社を休んで美和を犯した。
美和が休んでも業務に支障がないように部長の三宅香帆は、すでに他の受付嬢の業務スケジュールを調整してある。秘書課から受付係に、その3日間だけ他の受付嬢の研修もかねて、総務部に呼んでおいた。
泥酔している間に犯され、眠っている間にシャブを打たれた美和は、ラリっている間に、さらに口移しでMDMA・MDAを食わされた。
美和が脱力してぐったりすると、貞人はそこだけを狙って膣内射精しまくった。
「……またこんなにいっぱい……責任取って下さいね」
「ああ、結婚しよう」
美和の股間を保湿ティッシュで拭いてやりがら、貞人はプロポーズした。
そのドラッグを大盤振る舞いした三日三晩では、美和は妊娠しなかったが、その後も美和の部屋に訪れて、睡眠薬でうとうとしてる間は愛撫して、眠らせてから犯したりしていたりしたので、貞人が総務部に来て10ヶ月で、美和は孕んだ。
泥酔してる間に犯した卑怯な男と貞人をずっと思っている美和は、貞人を心から尊敬できなかった。ただ、達也の父親としては優しく、また潔く美和と結婚してくれたことは感謝していた。
あまり腹が目立たないうちに結婚式を上げ、出産してからは「疲れてるから」とベッドで甘えてみてもかまってくれない貞人に、不満を感じていた。
貞人は美和と赤ん坊の達也を連れて、佐伯直子の邸宅に一度だけ訪れた。
佐伯直子が、軽くゆらして達也をあやしてから、美和に渡した。佐伯直子は、その直後にハンカチで目元をおさえて、あふれてきた涙を拭っていた。
達也が4歳になった時、佐伯直子が老衰で亡くなり、社長の佐伯花凛が葬儀を行った。
「おばあちゃんにさようならしよう」と貞人に言われ、達也は泣きながら棺に花を入れた。貞人はそれを冷めた目で見つめていた。
貞人の記憶にはないが、美和が公園で一人で遊んでいると、中学生だった貞人が一緒に遊んでくれたということらしいことがわかった。就活中に丸鷹商事の説明会で、貞人を見かけて「お兄ちゃん」だと気づいた美和が、それを初恋の人と再会できたかもと老嬢に話したのだった。

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