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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 612

裸の自分。そして、肩ごしに背後に立っているスーツ姿の貞人の姿が見える。
「……んぁっ!」
背後から貞人が両手で花凛の胸のふくらみをわしづかみにした。
「お前はずっと、俺のメス豚だ」
貞人が花凛の乳首を、男性にしては繊細で長い指先で摘まみあげ、痛みを与えてから擦った。
「鏡から目をそらすな、自分がいまどんな顔をしてるか言ってみろ」
「あぅ……ぁあん……気持ち良くて、やらしい顔をして……んっ!」
花凛が返事をしている途中で貞人は左右の乳首を摘まみ強く引っ張った。
「俺がやらしい顔だと思ってるみたいな言い方だな、メス豚。お前は頭が悪い。まったくわかってない」
貞人は罵りながら、花凛のたっぷりとした乳房を持ち上げるようにゆっくりと揉み続ける。
「メス豚が一人で興奮して、あえぎ声を勝手に出して、だらしない顔してるのを見て、色気があるやらしい顔だと、思うはずないだろう」
してはいけないことをしている自分を、自分で直視する。恥ずかしさに加え、劣等感、背徳感が同時に花凛を苛む。
人は無意識にダメな愚かな自分を前にして、2つの選択を迫られる。
拒絶するのか、受け入れるのか。
貞人は考えて迷う余地を与えない。
「メス豚、俺にどうされたいのか言ってみろ!」
「……して下さい」
「よく聞こえないぞ」
貞人は揉むのを止めて、手を添えたまま花凛に聞き返した。
「……セックスして下さい」
震えた小さな声で、だが、はっきりと花凛は今まで誰にも言ったことのないお願いを口に出した。
貞人は花凛に囁き、もっと卑猥なおねだりの言葉を教えこむ。
「……メス豚の……穴を……どうか使って下さい」
乳房から手を離した貞人は平手で、丸く張りのある美しい花凛のお尻を、手形が浮き出すほど強く激しくバシッと打ちすえた。
「玄関に靴べらがあったな。メス豚、持ってこい」
花凛は知っている。貞人がスパンキングの痛みに耐えたあとは、ご褒美をしてくれることを。
貞人がセックスしてくれるかはわからないけれど、前はスパンキングするまで体に触れさせてもくれなかったのに、今日は胸をさわってくれた。
花凛はわずかに期待して、目を潤ませながら「お願いします」と、貞人にプラスチックの靴べらを手渡した。
貞人は軽く振ってみて、靴べらの重さと力加減を確認した。
ヒュッと風を切る音に花凛は痛みを想像して、身を震わせた。
バシッ!
「きゃっ!」
貞人はお尻ではなく、いきなり花凛のたっぷりとした乳房を靴べらで叩いた。
痛みと同時に、ぞわぞわぞわと恐怖が背中を走り抜ける。
「鞭ほど肌を傷つけることもない。手で叩くよりも痛みは少ない。今日はメス豚が、自分がしてほしいことを俺に言えたから、これでやってやる」
白い乳房に赤く浮き出た打たれた痕を、貞人は指先でなぞるように触れた。
花凛はすぐに頭がいいので理解した。打たれたところを貞人が触れてくれる。
「今から目をつぶれ。開けていいと、俺が言うまで開くなよ。トイレに行きたくなっても、目をつぶったままだ。言えば俺が、トイレまで連れて行ってやる」
花凛はうなずいて、そっと目を閉じた。

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