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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 609

スパンキングで赤らんだお尻を撫でられると、普通では感じられない感触を花凛は感じた。
緩急をつけられ、また少し間を置かれ、叩かれる気持ちの準備が無防備に解けた瞬間に引っぱたかれる。
手のひらや足を舐めることだけは、スパンキングにたくさん耐えたご褒美として許された。
花凛は犬や猫のような、ペットになった気分になった。
貞人に「便器になれ」と言われた。
浴室で貞人のペニスを目の前にして、花凛は、見慣れないスケベ椅子に初めて腰を下ろした。
目を閉じて口を開くように命じられる。
花凛の小さな口では、すべての量は受け止めきれない。一回あたりの尿は、最大で300ml程度といわれている。
放たれたばかりの尿から、貞人の体温を感じた。花凛は頭や顔面にかけられ尿まみれになる。
そのまま、花凛は貞人に見つめられながら、自慰をした。
イク時は俺に教えろと命じられた。
「もうイキそうです」と2回言っても貞人は「我慢しろ」と命じた。
目を閉じて自慰をしているうちに、花凛は泣いてしまっていた。泣きながら、花凛は「手を止めるな」と命じられ、自慰する指先を動かし続けた。
「あぅっ、もうダメぇ!」と花凛が声を上げと、しゃがんだ貞人が唇を奪った。
待ちこがれていたキスの感触に、花凛は身を震わせて、秘裂から、ビュッと潮を吹き出し絶頂した。
花凛は高校生卒業後、大学はオックスフォード大学に留学した。大学生の頃に彼氏もいたが、いつもどこか、満たされない気持ちを抱えていた。
花凛は分かりやすく、はきはきとした口調で、貞人に自分の事を話した。
話してみると、人当りも柔らかく、誰にでもなつくわけではないが、人見知りもしない。受け身でおどおどした、ステレオタイプなMではない。
「どこかに、相手のこと見下したり冷めた目で見てる自分がいたんだろう」
貞人に言われ、花凛の笑顔が一瞬こわばる。テンポよく交わされていた会話に、ずっと沈黙がよぎる。
「……なんで、わかるんですか?」
「自分より下だと感じる相手ばかり選んできたのだから、気持ちよくなれないのも当然だ」
花凛のプライドは、目の前の相手よりも自分が優れているという事実で保たれていた。
(誰にも、見透かされたことなんてなかったのに)
ラブホテルでSMプレイを終えて、花凛と貞人は、高級レストランで食事をしながら話していた。
花凛が貞人のために予約したのである。貞人はドラッグを使う裕福な少し歳上の女性たちも手玉に取って、弄んできたので、高級レストランの食事にも慣れている。
食事のあとはセックス。
裕福な女性たちはホテルのレストランで食事を終えると、予約したホテルの部屋に貞人を誘った。
花凛は貞人のそんな過去を想像できなかったので、高級レストランでも、まったく緊張することなく貞人が食事を済ませる様子を少し驚いて見ていた。
(かなわないわね、まったく)
高坂貞人は、食後の珈琲を飲みながら佐倉花凛のほっそりとした首を見ている。
(あの首を絞め気絶させたい)
と思っている。
プレイのあとに食事をする、ということは、佐倉花凛はドラッグに手を出したことがないとわかる。
佐倉花凛は、海外に留学して、コカインやマリファナにはまらずに帰国したのだろう。
ホームパーティーで呼ばれて、テーブルの上に出されているチェリーパイに、ドラッグが仕込まれているなんてことは、日本では聞かない話だが、海外では日常茶飯事なのを貞人は知っている。

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