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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 608

社長の血縁のコネで入社した者はいないが、社長の佐久間廣自身が、大株主の佐倉家と佐伯家の両家の推薦で、社長になった人物ともいえる。
佐倉花凛は佐倉家のコネで秘書として、佐伯美和は佐伯家のコネで受付嬢として入社している。
佐倉家が佐倉花凛を、本社の役職が監視できる社長の側近のような秘書として入社させたのは、いつか(株)丸鷹商事の代表取締役として就任させる準備を進めていた。
佐伯家のほうはお嬢様育ちの美和が苦労しないように、コネで入社させただけで対抗意識は特にない。佐伯家のほうが佐倉家よりも株保有率が高い。
たとえば、何か問題が起きて、社長を辞任させたあと、新社長が誰であれ、全体の3分の2以上の多数決による決議を獲得しなければ、定款の変更、事業譲渡、合併などの組織再編行為の承認、といった運営に関わる重要な案件は承認されないため、会社の経営を佐伯家がコントロールできると考えているのだった。
こうした裏事情を、ただの平社員だった高坂貞人は知らなかった。
社内でも部長あたりになると、こうした裏事情を多少は理解している。
佐倉花凛自身、秘書課のリーダーであると同時に、次期社長候補としての意地やプライドを持っている。こうした裏事情がない秘書であれば、ハニートラップの仕掛け人の役割の話を持ち込まれただけで、セクシャルハラスメントとパワーハラスメントで労働基準局に密告して、退社して逃げ出すだろう。
貞人に抱きしめられて「もう仕事は終わりだ。一緒に帰ろう、佐倉さん」と言われた瞬間に、誰にも見せたことがない自分が、貞人によって許されたと感じた。
「メス豚」と罵られ、次期社長候補の立場にすがりついている花凛のあさましさも、貞人に見透かされた気がした。
キスされたことで、花凛に女としての魅力を感じ、貞人から求められていると思えた。
驚きと屈辱に絶え間なく揺さぶられ、ぎりぎりまで追い込まれることで、解放された時には、頭の中がしびれるような陶酔感を与えることができることだけを、貞人は知っている。
佐倉花凛に屈服させられることが悦びにつながるように、貞人は誘導したが、花凛が貞人を自分の身を犠牲にしてハニートラップを仕掛けてきた時に、追い込めばMの悦びに覚醒する女だと、貞人は確信した。
後日、貞人と花凛はラブホテルに行った。
貞人は、花凛にキスを許さず、服を脱いでも、花凛に勃起したペニスに触れさせなかった。
全裸で部屋の壁に手をついて、耐えかねてしゃがみこむまで、貞人が持参した鞭と手のひらで、花凛はスパンキングされた。

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