PiPi's World 投稿小説

媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

の最初へ
 600
 602
の最後へ

媚薬の罠 602

達也がバスから幼稚園の先生に手を引かれてバスを降りれば、いつもなら美和のそばにそっと来る。
ところが、朝と髪型が変わったことに、すぐに気づいた達也が幼稚園の先生のそばで、ぴたっと立ち止まり、じーっと美和を見つめて動かない。
幼稚園の先生が見かねて「達也くん?」と声をかけた。すると、幼稚園の先生に達也が
「ママかわいい! かわいい!」
と言ったあと、走ってきて美和のスカートの上に抱きついた。
朝はジーンズにシャツという服装だった美和がスカートをはいて、上はブラウスで、髪型も肩甲骨のあたりまてのびていたロングの髪は、ゆるふわボブの肩にかかる手前の長さで調整されている。
髪色も黒ではなく甘さたっぷりのホワイトベージュで、ハイトーンの明るく軽い色合いになっていた。
女の子の園児たちも「かわいい」と反響があり、母親に「ね、あれ、あれ!」とせがんでいる女の子もいた。
「もうちょっとお姉さんになったらね」とせがんだ子は頭を撫でられていた。
(達也が気がつかないかと思ったのに、こんなによろこぶなんて、イメチェンってすごいです……カズキさんも、気に入ってくれるといいですけど)
カズキは黒髪だが、フリンジパーマのアップバング。美和には、さっぱりとした清潔感があって、とてもおしゃれに見えた。美和はカズキのそばにいた時に、ちょうどいい感じに見えそうなヘアアレンジにしてもらった。
貞人が黒髪のセンターパート。程よい重みの前髪と軽めのサイドが背の高めな貞人に良く似合っていて、カズキからするとたまらないのだが、中分けと美和は貞人の髪型のことを言い、あまり魅力を感じていない。
達也は前髪を下ろすと前髪を下ろすとマッシュショートだか、貞人と似たセンターに髪の分かれ目があり、アクセントになっている。松澤梓はその髪の分かれ目が貞人そっくりで、とてもかわいいと思う。
ソファーのお気に入りの場所に腰を下ろして、美和にしては遠出をして疲れたのか、すぅすぅと穏やかな寝息を立てている姿を、帰宅した貞人が精巧なラブドールのようだと思い、微笑を浮かべて見つめていた。
(人形として飾って、ずっとながめていたい)
貞人がそう思って、自分のスマートフォンで眠る美和をこっそりと撮影していた。
貞人と達也は、美和のことをかわいいと思っているが、嗜好はずいぶんちがうようだ。
貞人と美和は、いわゆるできちゃった結婚である。貞人がその後、社内恋愛禁止と自粛するのは、このことも影響している。
美和はかわいい受付嬢で、社内でも男性社員が「あの娘かわいいよな」と食堂で食事をしながら噂していた。
「貞人もそう思わないか?」
「ああ、そうだな」

SNSでこの小説を紹介

レイプの他のリレー小説

こちらから小説を探す