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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 592

夕食の準備が終わると、梓は図書館で達也のために貸りてきた「ぐりとぐら」の絵本を読んでやった。
(私もこれ好きだったんだよね。今度は図書館に達也くんを連れていってみようかな)
梓が絵本をめくると、レオが手をのばしてくる。それを見て、達也が笑う。
託児所がわりにされていても、梓はとても幸せな気分だった。
「ハンバーグおいしいな、これ梓が作ったの?」
「達也くんが作っんだよぉ。達也くん、パパおいしいって。よかったね!」
「やった!」
梓は達也が手伝ってくれたのことを、貞人に聞かせた。
「達也、もうお手伝いできるようになったんだな」
「ふふっ、あと、もう達也くん、ひらがなも読めるんだよね」
メモ用紙に、あずさ、と書いて達也に見せた。達也がゆっくり、あ・ず・さ、と読んで「あずさちゃん!」と名前を呼んでくれる。
「うわーっ、すごいじゃないか!」
貞人は拍手してよろこんでいた。
夕食後、達也が眠ってしまったので「そろそろ帰る?」と梓が言うと「俺もここで寝ちゃいたいよ〜」と甘えて言った。
貞人が眠っている達也と帰宅すると、もうカズキはいなかった。
カズキは「俺、ガキって苦手なんだよ。俺のガキの頃を思い出すからさ」と貞人に酔って話したことがある。
母親にベルトでぶたれたりされたり、中学生になると、母親にフェラチオされて「あんたは私のもの。大好きだからこんなことだってしてやるんだからね」と言われて、母親に射精させられたらしい。
「美和?」
夫婦の寝室のベッドで、美和は犯されて疲れきって眠っていた。貞人はその姿を見て、欲情して勃起してしまった。
美和が目を覚ました時、挿入した貞人が上に乗って、息づかいも荒く、腰を使ってピストン運動をしていた。
美和は貞人のぺニスに突き上げられて体を揺さぶられながら、あえぎ声をこぼし始めた。
「ごめんなさい」とあえぎながら何度も貞人に美和はうわごとのように言う。
カズキとセックスして「ごめんなさい」なのか、犯されて感じてしまって「ごめんなさい」なのか、そう言うことで興奮するから、ただ口にしているだけの「ごめんなさい」なのか、貞人にはわからなかったし、もう、どうでもよかった。
目を閉じて、美和の体にしがみついた貞人の汗ばんだ背中が、快感にぶるっと震えた。
精液があふれた。
高坂貞人。
大手IT企業勤務、32歳。主任。
カズキはラブホテル、マンガ喫茶、中古のダイハツのウェイクでの車中泊で過ごしている。
最近ラブホテルに宿泊する時は、貞人とセックスするときだけで、ほぼ車中泊で高速道路のパーキングエリアの駐車場で仮眠しているらしい。

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