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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 581

遥は隆史以外にはクンニリングスされたことがなく、名前すら知らなかったことや、SMプレイっぽい作品でヤクザが未亡人を縛り上げてクンニリングスしていたのを見て、クンニリングスはSMプレイのひとつなのだと誤解したらしいことが判明した。
「遥、あれは?」
「あれもクンニリングスですよね。女の人が男の人のぺニスを舐めてます」
「ちがーう、あれはフェラチオというものでーす。知らないってことは、前の彼氏にしたことないってことだな」
さすがに快感を知らなすぎて俺とセックスできなかった遥だけのことはある、と思って、すかさずリモコンでアダルト番組の流れるテレビ画面を消した。
山科遥はベッドに座って、食い入るように見ていたので、画面がいきなり消されて不満そうな顔で隆史のほうへ振り返った。
幼児が見ている子供向けアニメ番組を途中で消されたら、こんな顔になるだろうなと隆史は思った。
「はい、そこ、そんな顔をしない。いい子の遥には、まだこれは教育上良くありませーん」
隆史は、そう言ってにやりと笑った。
隆史は自分のスマートフォンでチェックしたメイプルシロップ原作の明るいコメディタッチのエロアニメを山科遥に4作品ほど見せた。
さらに電子書籍になっているそのエロアニメに関連するエロマンガを読ませた。
エロアニメの演出で精液量多めなわけではなく、メイプルシロップの原作マンガでも精液量は多めになっている。
また、エロアニメでありがちな主人公の「オチンポ」のサイズが巨根ではないのは、メイプルシロップこと緒川翠の優れた観察力と画力の賜物である。
檜垣隆史をモデルに描かれたそれら作品は山科遥の心をわしづかみにした。
(あぁん、オチンポから精液いっぱい出てるっ、気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい!)
というヒロインキャラクターたちの心理描写が、メイプルシロップのセンス抜群というより、自分の感じたことを書いているだけかもしれないが、細かく描かれている。
「あっ、そこ気持ちいい」「うれしい、ほんと? ん……もっとしてあげるね」
フェラチオシーンでのこのセリフは、実際に緒川翠が隆史に言ったことそのままが使われている。
まず、メイプルシロップの描く女の子がかわいい。
あらためて隆史も山科遥と一緒に観賞していた。レズビアンモノの影響を山科遥が受けたら、遥は緒川翠の恋人にされかねない。
ヒロインキャラクターに主人公が愛撫するときの乳首のさわりかたなど、隆史の癖を見事に再現していて困った。
「こうですか?」
「そうそう、遥、その調子……うっ!」
「ひゃっ!」
「遥、そのまま続けて」
遥はエロアニメでみたパイズリを、隆史に実演してみせた。
後日、山科遥がメイプルシロップこと緒川翠のファンになり、小野田美樹のあと、また見た目や声がかわいい山科遥を仕事場のマンションに連れて行った。
「またかわいい女の子を……私も男に、いや、檜垣隆史に生まれたかったわ」
と緒川翠がつい本音をもらし、山科遥がうん、うん、と隆史のそばでうなずいていた。

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