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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 59

本田綾を目の前で寝取られたのがおもしろくなかったらしく、レズビアン指定されたキャラクターに主人公が凌辱を加えまくると、魔王ルートになる設定となっている。
三国同盟の大陸の覇王ルートは、レズビアン指定されていないキャラクターのみとセックスするというシナリオ展開となっている。
情報屋ギルドマスターのリサなど、銀座の高級クラブの店長の島田理紗子そっくりのレズビアン指定されていない美女ヒロインキャラクターとしてゲームに登場している。
サンダースの宣伝部からゲームに登場させてほしいと依頼されたのは、緒川翠の努力の成果で、レズビアン専門の若いAV女優で、緒川翠と若いAV女優の恋愛は、ゲームにしっかり反映された。
緒川翠は召喚の巫女の師匠メイプルとしてカードになっていて、デッキにアーヤと師匠と弟子の組み合わせで組むとメイプルとアーヤのコンビネーション魔法攻撃や魔法防御などのスキルが発動する。
また、若いAV女優は獣人マリーとしてカード化されて、師匠メイプルと獣人マリーのコンビネーション攻撃もある。
「これは恋人のAV女優さんには手を出さないで、というメイプルシロップ先生の隠しメッセージだと思うんですけど」と本田綾は隆史に言った。
「そうだろうな。メイプル先生は、なんか俺が誰でも手を出すと誤解してるみたいだ、まいったな」
前作の戦国ロワイヤルに登場した女神アマテラスと女忍者の楓は、シナリオを一度クリアーしたセーブデータがあると召喚される隠れキャラクターとして登場し、レズビアン指定されている。
キャラクターをコレクションするプレイヤーが課金して召喚したので、ゲームを配信しているサンダースも、それなりに儲かっているようだ。
「主人公は戦国ロワイヤルの誰だ?」とゲームの掲示板ではプレイヤーたちの話題になった。
本田綾は知っている。隆史が戦国ロワイヤルでリーダーキャラクターにしていた陰陽師安倍晴明が男性キャラクターを主人公にした場合に召喚された設定で、ゲームクリア後に女性キャラクターを主人公にした隠しシナリオで、レズビアンのキャラクターが関係して仲間にしていく女主人公は、綾の使っていたリーダーキャラクターの聖騎士ジャンヌだということを。
綾の部屋に泊まりにきた隆史と本田綾はセックスのあとにひとねむりしたあと、二人とも裸のまま、ベットにならんでカードゲーム対戦を楽しんだ。
同じカードで組まれたデッキでも、隆史の男性主人公で魔王ルートクリアのデッキと、本田綾の女主人公のレズビアン同盟ルートクリアのデッキでは、発動するスキルなどが異なる。
女性魔王ルートクリアデッキも存在する。レズビアンキャラクターのみのHシーンを見まくり、男性キャラクターをデッキから完全に排除するプレイスタイルらしい。
隆史と本田綾は、親密なセフレという関係に落ち着いた。
ホステスと客の愛人関係とはちがう。綾は隆史に来店や同伴出勤を頼んだり、金銭の貸し借りを頼んだりしない。
「もし妊娠したら、結婚とかはしなくてもいいけど、親子まとめて隆史さんが扶養してね」
経口避妊薬を服用しないで、妊娠したら産みたかったら産んでくれと言う隆史に本田綾が言った。
本田綾はシングルマザーになるのは、自分も離婚した母親と二人暮らしだったので、つきあう相手に子供とたまに遊んでくれる優しさがあれば、父親はいらないと思っている。離婚前の時期に父親と母親が口喧嘩を始めると、おさなかった綾は、本当に泣くほどうんざりしていたらしい。
「子供には優しいパパがたまにいればいいと思うの。結婚していても、平日は朝から仕事に出て、夜は店に来て飲んでいて、子供が家にいるパパに甘える時間って休日ぐらいじゃないのかな」
「綾はどうなんだ?」
「隆史さんは時間のあるときに来てくれて、一緒に寝てくれて、ゲームもしてくれて。たまにひとりで部屋でさみしいときもあるけど、その分だけ甘えさせてもらってるから大丈夫よ」

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