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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 58

自分も気持ちよくて、相手も同時に気持ちよくなってもらえているのを感じる、その瞬間を、隆史が我慢しきれず綾に膣内射精したとき、本田綾は実感した。
「隆史さんと一緒にイッちゃうぅぅっ、あんっ、すごい気持ちいいっ、おかしくなっちゃうっ」
隆史が射精しきるまで綾を抱きしめて密着したまま抜きださずにいたので、隆史の体温や肌の汗ばみ、乱れた息づかいまで綾は感じていた。自分が感じているということは、隆史にも綾のいろいろなことが伝わっていると思い、陶酔の中で隆史と快感をわけあっていると感じていた。
趣味の話をわかりあえたときも、セックスをしているときも、この人とつながっている瞬間があると感じた自分の直感が正しかったと本田綾は確信した。
憧れていたマンガ家のメイプルシロップこと緒川翠とセックスしたのと、隆史とセックスで感じたことは、本田綾にとってまったく別の感覚だった。
(理紗子さんがこの人に惚れこんでしまったのは、こういうことだったんだわ。お金儲けとか、肩書きとかも、そういうことも関係なくて、ずっと一緒にいたいって思っちゃう感じだもの)
余談だが、ゲームの案内役、召喚の巫女の名前を緒川翠がアーヤと決め、キャラクターデザインだけでなくHシーンのシナリオ監修まで緒川翠が引き受けた。
ヒロインの召喚の巫女アーヤが両足をからめて、男の腰をがっちりホールド。われめから鮮やかな淡いピンクの白濁と処女喪失の血がまざったものがあふれ出すHシーンのあとで、緒川翠はこんなセリフを書いた。
「あなたと一緒に気持ちよくなれて、うれしいの」
というセリフを、後日、本田綾が試作版のゲームプレイを自分の部屋していて見たとき、恥ずかしくて耳まで真っ赤になった。
(メイプルシロップ先生、やっぱりすごい人だわ)
緒川翠がシナリオ監修まで手をつけたことで、異世界に召喚された主人公が、人間、獣人、エルフの三種族の覇権争いの中で、それぞれの種族の同盟のきっかけとなっていくというグッドエンディングと、三種族のはぐれものを集めた混沌の勢力の魔王として君臨するバットエンディングが用意された。
どちらにしても主人公のハーレム状態になるのは、隆史のイメージが、緒川翠によってゲームに色濃く反映されているからだった。
企画会議から一年ほどで新作ゲームは無事にリリースされ「美しすぎるレズビアンのカードゲーム」としてファンを獲得した。主人公の仲間にしたカードの組み合わせで、レズビアンのキャラクターたちが恋愛するHシーンが、もともとの企画ではなかったのだが、緒川翠によってかなり加えられたからだ。

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