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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 574

男に会いたいと時子が誘った。
男に指示されたバーは、新宿の会員制のゲイバーだった。
客は男性も女性もいる。
見た目は女性に見えるバーの店長から招待状が渡された。
SMクラブの緊縛ショー。
「彼に会いたいなら、行ってみるといいわ。でも、彼に会ったら引きかえせなくなるかもしれないけどね」
時子は店を出て、招待状をもらったことを連絡したあと、電話で話したいと電話番号を送った。
今は教えられない、来るなら教える。
男は行ったゲイバーは、ハプニングバーで犯されはしないが、体を痴漢みたいに触られたりするサービスタイムがあると時子に教えた。
都内にあるビルの地下のボイラー室。そこに10人ほどの招待された客が、パイプ椅子に座ってショーの始まりを待っていた。ライトアップされている青いビニールシートが敷かれたあたりが舞台がわりである。
「あっ!」
ショーが始まると時子が驚いて思わず声を出してしまう。
すると、隣の男性客からにらまれてしまう。時子が軽く頭を下げると、隣の客は納得したのか舞台の方向に顔をむけた。
ゲイバーの店長は、長襦袢一枚の姿で縛られていく。
整形していて、股間には男性のぺニスがついているが、胸や体つきは女性と変わらない。
きゅっと縄を引かれて転がされた時には股間のぺニスは勃起していた。
「誰かあわれな奴隷をいたぶってくれるお客様はいませんか?」
時子の隣にいたスーツ姿の中年男性が手を上げた。
中年男性が蝋燭でロウを垂らしていく。
肩や背中、そして頬に垂らすと薄暗い客席から、ため息のような息づかいがもれ始める。客たちは興奮している。
「どこにかけて欲しいか言ってみろ!」
ゲイバーの店長を縛り上げ、縄のはじを握っている男が声を上げた。
時子が自分の体を抱きしめて震えた。
「ぺニスにかけて下さい」
縛られた店長が仰向けになるのを、縛った男が手伝った。
蝋燭を持った中年男性は、勃起したぺニスを照らすように近づけるが、ロウを垂らさない。
くいっと縄が引かれるとゲイバーの店長は、震える声で、蝋燭を持った客に懇願した。
「ああ、お願いします。熱いのをたっぶりかけて下さい」
蝋燭を持った男は目を輝かせて笑みを浮かべながら、ゲイバーの店長のぺニスに蝋燭を垂らした。
ゲイバーの店長が左右に顔をふって「あっ、ああ、熱いっ!」と叫ぶ。
そして、ぺニスが脈打ち射精した。
時子は縄師の声が、テレフォンクラブでオナニーを指示した男の声だと気づいていた。
すぐそばでゲイバーの店長がいたぶられているのに、縄師の男はじっと時子を見つめていた。


「遥、あの縛り方は亀甲縛りっていう縛り方だよ」
「隆史さん、縛られて蝋燭でロウを垂らされたいんですか?」
「んー、ちがうな。10点の答えだ」
「縄で縛りたいんですか?」
「5点減点。100点満点の答えまでは遠いなぁ」
隆史は「これは、ちょっとつまらない」と言って、テレビを消してしまった。
「このあと、この時子さんが縛られるってオチの話だったら、もう目もあてられない駄作だと思う」
隆史がそう言ったのと、5点と言われたのが気になって遥は隆史にちょっと解説してと頼んだ。

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