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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 570

隆史の精液を体内に摂取する、何も対策しないまま皮膚から直接摂取する、ということが脳を警戒させるので大絶頂が起こる。その前に何度も絶頂することで脳が警戒している状態にするという方法を隆史はわからずに大絶頂でも心が壊れないからという結果から行ってきたことを理解した。
人とのつながりを求める欲望も、最も多い死因である人間関係の中の孤立を防ぎ生き残るために生まれた本能である。
食欲・性欲・睡眠欲も生き残るために脳が与えている本能で、とりわけ男性の性欲の本能は自分の遺伝子だけでも逃がそうとする悪あがきである。
女性の性欲もどうにかして生き残るためのものだが、それは妊娠して子孫を残したいというものではないことがわかる。
食べること。栄養が不足すれば脳の神経細胞を生かしているグリア細胞がダメージを受ける。
眠ること。脳の細胞の補修や栄養補給をしているあいだは、できるだけ無駄な働きを避け、補修や栄養補給を優先する。
性欲は、脳にとってどんな利点があるのだろうか?
ドパーミン・セロトニン、その他の報償系の脳内物質が人間を恋愛させたり、欲情させたりする。それらの脳内物質が危機に対して必要と脳が判断している。
身を守るために身体の能力をフル活用させようとしているのである。
恐怖を感じたり、絶頂した瞬間にも、体が震え、また排泄した時にもまた体が震える。体温を維持しなければならない時にも寒気を感じ、人の体は震える。
感情が極まっているときや泣いている時にも震える。声も震える。
隆史は脳が起こす体の反応の中で、ふるえ、に着目した。
隆史は大絶頂が連続して何度も痙攣を引き起こすのか、一つの仮説にたどり着いた。それは、隆史の精液を身体に受け入れたくないという脳からの拒絶反応という仮説だった。
全身の指令本部である脳が陥落を受け入れた時、思考機能を放棄すれは自我崩壊を起こす。身体機能を放棄すれば、心不全を起こす。
拒絶反応を起こす前に、脳を陥落させて体に精液を摂取して拒絶反応を起こしても、機能を放棄させなければ、快感はそのままにセックスできる。

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