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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 567

隆史と約束したので、遥はデート嬢をすっぱりと止めた。
隆史と遥の間にはプレゼント用の袋から顔を出した、抱き枕にもなる、ぽっちゃりおなかのペンギンのぬいぐるみが座っている。
「帰りは三名様ですね」
普段は余計なことは話しかけてこない、詮索しない隆史専属なタクシードライバー夫婦の、今回は妻の吉田聡美が運転して隆史と遥の水族館デートに、お供している。
「デートで子供ができた。弟か妹がほしいらしいんだけど」
「水族館と提携しているパラダイスホテルが近くにありますよ。夕日、きれいですね、隆史さん」
隆史にお願いされて、吉田聡美は、水族館から海岸沿いの夕日がながめられる道路を走っている。
「吉田さん、子供をちょっとあずかってもらっていいかな。ふたりで砂浜を歩きたい」
「はい、おあずかりします」
隆史と遥はタクシーから降りて、砂浜を波打ち際まで歩いて行った。波音を聴きながら沈む夕日を砂浜で座ってながめていた。
遥が目を閉じると、潮風の匂いがした。隆史がそっと唇を重ねてきた。
運転手の吉田聡美は、旦那とデートしたいなぁ、と停車したタクシーの運転席から沈む夕日をながめて、ため息をついていた。
隆史はタクシーに戻ると車内から、水族館と提携している「パラダイスホテル」に予約を入れた。
隆史が、運転手に吉田聡美にウインクした。その時は意味がわからなかった。
「パラダイスホテル」の駐車場に吉田英司、つまり隆史のもう一人の専属運転手が呼び出された。
吉田夫妻に、隆史は水族館デートをプレゼントしたいと説明した。
「明日の夕方、タクシー2台で帰る。だから今夜は二人でホテルに泊まって、明日の昼間は水族館に行ってデートしてきてほしい。いつも二人ともご苦労様」
隆史は「パラダイスホテル」のツインルームを2部屋予約した。
ぬいぐるみを購入するついでに隆史は、1日利用できる水族館テーマパークの入場パスポートを吉田夫妻に渡すために用意していた。
「檜垣様、ありがとうございます。実は明日は私たちの結婚記念日なのです」
旦那の吉田英司がそう言って、2歳年上の妻の吉田聡美(30)の顔を見た。
「そっかあ、明日の夜は帰りで俺を送ってもらったり、彼女を送ってもらわないといけないから、悪いけどお願いします」と隆史は言った。
吉田夫妻の部屋には、記念日用のケーキとワインが届けられた。ホテルのオプションに、記念日用のケーキとワインのサービスがある。
翌日、帰りに吉田聡美は隆史が見たことがないネックレスを身につけていた。
「夫からのプレゼントです」と隆史に吉田聡美は運転しながらはにかんでいた。
隆史はバックから吉田夫妻に回復ポーションを2本渡して飲んでもらったので、吉田夫妻は今夜は久しぶりに熱い夜を迎えることになった。
(ポーションを予備で多めに持ってきておいて良かった)
隆史と遥もシングルベッドが2つ並んだツインルームに宿泊した。
どんな女性に対しても媚薬と〈神眼〉で隆史の特殊な効果がある精液を受け入れOKにできると思っていた隆史の前にあらわれたデート嬢女子大生の山科遥。
隆史は山科遥が性的な快感をあまりに知らなかったため、媚薬や〈神眼〉でいくら欲情させても、精液ごっくん中出しOKにできないと判断して、無念の撤退を選択せざる得なかった。
どんな女性でも陥落できるという自信を砕かれたが、めげずに隆史は、それまでの媚薬を見直し、さらなる改良をくわえたのだった。

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