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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 566

イルカショーが終わるまで尿意を我慢しきった遥が「すいません、隆史さん、トイレに行ってきます」と女子トイレに早足で入って行った。
隆史も「じゃあ、俺も行っとこ」と男子トイレに入った。小便器にじょろじょろと隆史は小便をしながら、遥がトイレでびっくりしてるだろうなと思い、にやにやしていた。
女子トイレであわてながら下着を下ろした遥が、チョロっと小便を出して
(ふぅ……あれ、これしか出ないの?)
と思った瞬間に「はうぅぅぅっ!」と声を上げてしまい、必死に自分の口を手でふさいで、目を閉じたまま、びくびくびくっと全身を震わせていた。
隆史は遥が尿意だと思っているが、欲情で、体が敏感になっているからだとわかっていた。
「はぁ、はぁ、はぁ………ふぅ……」
絶頂の緊張と痙攣が落ちつくまでしばらくかかり、力が体から抜けたところで、チョロチョロチョロチョロと遥は放尿してしまっていた。
遥が女子トイレから出て、待っていた隆史のところにゆっくり歩いて行った。
トイレで小便をしている途中で、なぜか絶頂したあと、股間のあたりが愛液で濡れてしまい、落ち着かない感じで早く歩けない。
「すっきりしたか?」
隆史が遥の耳に手をあて囁いた。遥が隆史の顔を見ると、にやにやしている。
どうも隆史がこの体の異変について何か知ってるようだと、遥が直感的に気がついた。
「あの、隆史さん、私、なんか変なんですけど……絶対に何か知ってますよね?」
遥はそう言って、涙目で隆史をじーっと見つめた。
「遥のえっち」
隆史はそれだけ言って、遥と手をつないで歩き出した。
隆史と手をつないで歩いていると、かなり困惑していた不安な気持ちがすぐに落ち着いてきて、そのかわり胸が高鳴り、恥ずかしいような、ちょっぴり切ないような気持ちになってしまって、うつむきながら、手を引かれて歩いていた。
遥の脳へ他の全細胞から準備OKの伝達が届いていて、脳は欲情を促すために、恋をした時に分泌される脳内物質と同じものが脳内で分泌されている。
恋愛映画や恋愛ドラマが好きな人は、脳内で似たようなことが起きることがあって、感動して泣いてしまったりする。
隆史は水族館が中心のテーマパークで、他にもおみやげ屋だったり、親子連れの来場者のための遊園地などがあるので、遥とくるくる回るコーヒーカップに乗ってみたり、観覧車の中で遥が隆史の頬にキスしてみたり、おみやげ屋で遥が「あっ、隆史さんに似てる」と気に入ったペンギンのぬいぐるみを買ってみたりした。
隆史と遥で、ひとつのソフトクリームをふたりで一口ずつ食べてみたりしていると、それを見ていた小さな女の子がせがみ、父親と母親と三人で真似してソフトクリームを食べていたりしていた。
隆史は遥といちゃいちゃしたデートを、夕方まで満喫した。
「遥とデートは楽しいな」
隆史はいつもの愛用のタクシーに乗り、後部座席でそう言った。
「隆史さんが、こんなにはしゃいでよろこんでくれるとは思いませんでした」
山科遥は隆史と会うまでは援助交際デート嬢だった。
キスやセックスNG。手をつないだり、腕を組むのはOK。初めは1日デートではなく2時間か3時間でデートする。そこで大丈夫と判断できれば、1日デートもするが、料金は相手に任せた。
2倍払う人はまだ金銭的に余裕がある。同じ料金でもいいと遥に言われて、1.5倍払う人は金銭的に余裕はあまりないけれど、いい人。同じ料金しか払わなかった人とは、その後のデートを断った。

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