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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 565

水族館の敷地内にあるレストランで食事をして、山科遥に手をつながれて歩いている。隆史は「このあと隆史さん、何か予定がありますか?」と山科遥に聞かれて「いや、別にないけど」と答えた。
すると、山科遥が隆史の耳に手をあて小声で「隆史さんと最後までしてみたいです」と囁いた。
親子連れの客が多い中で隆史が言われて、まじまじと遥の顔を見つめてしまった。
隆史は改良型媚薬と回復ポーションを持参してきている。そう言われると思って、準備だけはしてきていた。
今、デートだけで帰ると言うと山科遥がすねてご機嫌ななめになるのはわかっていた。
山科遥がかわいくないわけではないのだが、隆史はデートを楽しんでいた。
「遥みたいにかわいい女の子とデートするのは楽しいんだ。もう少し、デートしてたいな」
隆史が正直に言うと山科遥は「今すぐキスをしてくれるなら、夕方までデートしてあげます」と隆史に言った。
隆史はちょっと困って「親子連れのいないところじゃダメ?」と遥に言った。
「今すぐしてくれないとヤダ」とわざと隆史を困らせてみた。立ち止まり何かもめている二人を見て「ケンカだめだよね〜」と言っている子供が通りすぎていく。母親は「そうだね。あっちでアイス食べようか」と子供の興味を他にそらして逃げるように去っていく。
「親子連れの人たち、すまん。子供にあれなにしてるのって聞かれたら、うまくごまかしてくれ」
隆史はそう言って、自分の改良型媚薬を自分の口内にシュッシュッと吹きかけた。
隆史は山科遥を抱きよせると、唇を重ねて濃厚なディープキスをした。山科遥の口の中はカルボナーラの味がまだ少し残っていた。
「……ふあっ、た、隆史さん、こんなキスじゃなくても、ほっぺにチュッとかでも……恥ずかしい」
顔を真っ赤にした山科遥が、隆史の手を引いてあわててその場を離れた。ものすごく恥ずかしいのと、隆史のキスが気持ち良くて、山科遥は小走りになっていた。
(あとは遥の体が、俺とセックスしても大丈夫になるまで待つだけだな)
隆史は山科遥が立ち止まると、そばにあった自動販売機で、ミルクティーを買ってきて山科遥に手渡した。「ありがとう」と山科遥がミルクティーを受け取り、隆史とベンチに並んで座って二人で飲んだ。
隆史は椎名瑶子と公園のベンチでミルクティーを飲んでいたことをなつかしく思い出している。
(あー、びっくりした。隆史さんったら、人前であんなえっちなキスするなんて)
「なんだ、俺の顔をじーっと見て」
「……隆史さんのえっち」
遥のどきどきがなかなかおさまらない。
山科遥が小さめのペットボトル(280ml)を飲み終えて、隆史の飲み終えたペットボトルを受け取りゴミ箱に入れてベンチに戻ってきた。
「イルカショーが有名らしい」
隆史がスマートフォンで水族館のホームページの情報を検索して遥に言った。
「じゃあ、行ってみますか?」
隆史と手をつないで、客席で遥は隆史とイルカショーを見物した。
イルカショーの終盤あたりで、遥は尿意を催してそわそわと我慢していた。プールでは水しぶきを上げて、訓練されたイルカたちが一斉に水中から飛び上がり、ばしゃんと水中に潜ったりしている。
おしっこを我慢しながら、イルカショーを見ているのはつらい。ショーを見る前にトイレに行っておけばよかったと遥は後悔した。

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