PiPi's World 投稿小説

媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

の最初へ
 559
 561
の最後へ

媚薬の罠 561

隆史は七海が泣き出したのには驚いたが、性欲むき出しで他のことをまったく考えられなくなる状態より、ずっと壊れにくいままで、セックスできる媚薬ができたとよろこんでいた。
初めに椎名瑶子に使うつもりで持ってきた改良型媚薬だったが、なりゆきで最初は関口七海に使われることになった。
隆史に髪を洗ってもらったり、体を撫でまわされて泡だらけになった七海は「やっぱり、隆史さんはパパみたい」と言った。
まだ幼い頃に亡くなった父親と一緒にお風呂に入って、体を洗ってもらったのを思い出したからである。
「七海のパパは勃起してたのか?」
「してた。あたしにむらむらしてたんじゃなくて、あたしが上がったらお母さんが交代でパパとお風呂に入るの。お風呂でえっちしてたのかもね」
「なんだ、そういうことか」
「今度は隆史パパを洗ってあげる。あたし、パパの背中とか流してあげられなかったから、かわりに背中を洗わせてくれる?」
「そういうことならよろこんで、七海にしっかり洗ってもらおうかな」
風呂椅子に隆史を座らせて、頭からわちゃわちゃと七海は洗い始めた。
「隆史さん、前よりも髪のびたんじゃない。最近、床屋さんに行った?」
「行ってないな。そんなにのびてるか?」
「髪をボサボサにしてないで、ちゃんとしてたほうが、清潔感あるし、女の子にモテちゃうかもよ〜」
「七海、今までの彼氏に体を洗ってもらったり、洗ってあげたりとかはなかったの?」
「んー、隆史さんは特別っていうか。あんまりキスもそうなんだけど、べたべたするのが苦手で」
「苦手じゃないだろ。いっぱい俺にキスしまくってたじゃんか」
「だから、隆史さんは特別なの。隆史さんのキス、すごく気持ちいいんだもん」
隆史の背中を、ボディ洗い用のスポンジで洗い流しながら七海が言った。
「はい、立ってこっちを向いて」
背中を洗い終えた七海に言われて、
「いや、前は自分で洗うから」と隆史は答えた。
「ふふっ、だめだめ。隆史さん、もしかして、恥ずかしいの?」
隆史は今まで、媚薬を使って愛人たちに体を洗われることがなかった。
隆史は愛人たちの体を洗いながら、マッサージしたり、いたずらしたりする。媚薬で敏感になっていて洗ったりマッサージをやりにくいと思えば〈神眼〉で感度を少し鈍らせたりもする。
それでも隆史に洗われたあとは、軽くイッてしまったりするので、休んでもらっている間に、隆史は自分の体を手早く洗っていた。
だから、七海のように隆史の体を洗う余裕がある愛人は、今までいなかった。
隆史は誰かに洗われることに慣れていない。
しぶしぶ、隆史が七海の方に向いて立った。
「ふふっ、よろしい。あきらめておとなしく洗われなさーい」
隆史の首のあたりから、泡だらけのスポンジで洗っていく。七海はあまり隆史の勃起したモノや隆史の顔を、じろじろ見ないように気をつけてみた。
隆史が七海のおっぱいのあたりに手をのばしてきたので、隆史のおなかを軽くつまんで「いたずらしちゃ、ダメ」と七海が言うと隆史がおとなしく手を引っ込めた。
それ以外は順調に隆史の上半身を洗った七海は、下半身が洗いやすいようにしゃがんで、先に脚の太もものあたりを洗いながら、考えていた。
(どうやって隆史さんのコレ洗おうかしら)
七海はスポンジではなく両手の手のひらでつつむようにして、隆史のモノを撫で洗いした。
手の中でぴくっと隆史のモノが反応して、七海はちょっと、どきっとした。

SNSでこの小説を紹介

レイプの他のリレー小説

こちらから小説を探す