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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 549

芸能人には整形手術を受けた女性が多いせいかはわからないが、隆史は芸能人の女性に興味がない。
しかし、小野田美樹失踪事件の解決後、谷崎麗がファンの歌手について隆史にたずねると「M」と答えるようになった。
小野田美樹の歌声を聴きながら、隆史が何を思い出してにやけているのを知っているのは、小野田美樹とのデートを提案した倉持志織と、小野田美樹本人だけである。


「今日は調子どうですか?」
「午後に1回だけ684回までつれていかれたあと単発だったから、まだちょっとマイナス。釘は悪くないんだけどね」
パチンコライター関口七海は、遅番で出勤してきた店長の椎名瑶子に愛想良く笑って答えると、遊戯台の画面を見つめた。
関口七海が旅打ち企画で地元を離れていたが、先週になって、ホームであるパチンコ店(3円交換)に戻ってきた。
椎名瑶子は客の顔を良くおぼえていて、店長はとても感心している。また、元OLでカウンター業務はすぐに任せられるようになった。
関口七海と椎名瑶子は、どちらも檜垣隆史の愛人なのだが、おたがいそれを知らない。
関口七海はパチンコライターとして日本全国のパチンコ店で勝負して、勝ったお金が旅費になる旅打ち企画で隆史と会えなかった。
椎名瑶子は、隆史は気まぐれて会いに来てくれる人だとわかっている。正確には隆史が椎名瑶子のことを好きで今でも恋しているので、他の愛人たちに接するような態度でいられないので、めったに会いに来ないのである。
銀座の高級クラブ〈パンドラ〉の店長、島田理沙子や別荘で暮らすメイド姿の彫物師、氷川奏は隆史の愛人関係にとても詳しいのだが、隆史は椎名瑶子のことだけは、この二人にも秘密にしている。
椎名瑶子は大学生の頃、猛毒で性欲を減退させて暴走状態になるのを制御していたのでうかつにも死にかけの隆史を救助したことがある。
のちに隆史は湯治場の荒療治によって耐性強化に成功し、猛毒摂取で性欲の制御しても死にかけることは無くなった。
隆史がメイド好きだと徐麗花は思っている。たしかにそうではあるのだが、椎名瑶子が大学生の時にアルバイトしていたファミレスの制服とエプロンがメイド風だったからそうなった。隆史は働く椎名瑶子をながめるためだけに深夜にファミレスへ通っていた時期がある。隆史はメイド服姿の女性を見ると、その当時の恋心を思い出すのだった。
椎名瑶子は大学卒業と同時に隆史の前から姿をくらましてしまった。椎名瑶子は隆史にふられたと誤解したまま、就職先に近い地域に転居した。隆史は3年間、椎名瑶子を探していた。行き違いになってしまっただけで隆史は思い続けていた。
椎名瑶子は隆史との恋は自分の中では終わったと思っていた。隆史と行き違いになって3年後、同じ会社の男性と恋愛して、結婚の約束を交わし、1ヶ月後には結婚式を上げる準備に入っていた。
樹海の中の別荘からやって来て椎名瑶子を捜していた隆史は、雑踏ですれちがった人ごみの中に椎名瑶子を見つけ出した。
椎名瑶子の結婚直前まで迷って、やっぱりあきらめられなかったので、婚約者から椎名瑶子を寝取るために、強引にレイプした。

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