PiPi's World 投稿小説

媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

の最初へ
 542
 544
の最後へ

媚薬の罠 544

本田綾や清水真奈美や山科遥からおすすめされて、隆史はこの小野田美樹を連れてきた「おふろカフェ」を知った。
「仕事とレッスンが忙しくて、おふろカフェの魅力を知らないとは」
サウナ上がりの隆史は、頭にひつじ巻きにしたタオルを乗せている。
「ふふっ、おそろいですね」
小野田美樹も浴衣姿で隆史にひつじ巻きタオルをかぶせてもらった。
「メイプルシロップ先生のマンガもあるな」
「読んでみます」
現役人気グラビアアイドルが、エロマンガをひつじ巻きのタオルを乗せた浴衣姿で、リクライニングチェアーで読んでいる。
「どうだった?」
「恋愛モノがせつなくて、泣きそうになっちゃいました。とてもきれいな絵を描くんですね。サインもらっておけばよかった」
(それを聞いたら、メイプルシロップ先生はよろこびすぎて、ベッドに誘うかもしれないけどな)
なぜ隆史が、メイプルシロップのマンガを何冊か小野田美樹に選んで読ませたかというと、緒川翠の作品は、エロマンガなのだが恋愛とセックスを切り離してないからだった。
「おふろカフェ」から二人が出ると、夜10時近くなっていた。
そこで隆史は媚薬を使い仕掛けておいた〈神眼〉の催眠暗示を発動しやすく誘導した。
小野田美樹が自分から誘ってくるタイプではないのは、緒川翠と雑談していた内容からわかっていたからだった。
隆史は香水をつけるふりをして、自分の手首や首にシュッシュッと媚薬をつける。シトラスミント系の媚薬を用意してきていた。
「とても上品でいい匂いですね」
隆史は小野田美樹の手首と首すじに媚薬をかけてやった。
隆史は「おふろカフェ」から出る前に駐車場にタクシーを呼んでおいた。媚薬を嗅がせてから、駐車場に行くまでの間に美樹から隆史の手を握った。
スターバックスにいるとき、すでに美樹に〈神眼〉で暗示をかけておいた。
駐車場に待つタクシー会社の運転手は今夜は吉田英司だった。樹海から街に来たり帰るときや移動の時に、吉田英司と吉田聡美という夫婦のドライバーを指定して使っている。電話ですでに英司には隆史が宿泊滞在を予約してある高級ホテルに行くことを伝えてある。
パラダイス東京ホテル。
全84室の中でも隆史の宿泊する最上階の38階に位置する部屋は、71平米あるキングサイズのベッドがあっても広々としている。また、浴室と部屋の大きなガラス張りの窓からは、夜景と星空が一望できる。24時間ルームサービスを受けることができて、さらに隆史が宿泊するとき限定で媚薬入りローションやマットプレイ用のエアマット(銀色、両マクラ9山 サイズ210.0X119.0cm)に、金色のスケベ椅子が用意される。
隆史がホテルの前でタクシーから降りると、小野田美樹は緊張した表情で一緒にタクシーから降りた。
「帰らないのか?」
「一緒に泊めて下さい」
小野田美樹が自分の意志で隆史と一夜を共にしたと思わせるように、こっそり催眠の暗示をかけてある。
強引に連れてきて、恩人に体を求められてしかたなく……と思われてしまうと、あとで、自分は本当はそんなつもりはなかったのに雰囲気に流されてしまったと、小野田美樹が自己嫌悪する可能性もある。
部屋に入ると、小野田美樹の芸能界復帰について隆史の考えを伝えることにした。
「シズノエンターテイメントから別の芸能事務所に移籍したほうがいい。契約で違約金という話をしてきても、払ったことにして一円も払わないようにすることはできる。動画がサイトに上がったままで、それもそれを事務所のパソコンから動画をアップしたのは、すでに警察が情報を入手して、田口純也を取り調べ中だ。示談金でチャラにできる」
小野田美樹がうなづいたので、隆史は話を続けた。
「もう警察の指導で消されたあの動画の噂を他の芸能事務所の社長も知っていて、美樹を引き受けるとしたら、整形して別人としてなら欲しいという会社ばかりだったのにはあきれた。整形外科医の知り合いもいるから、できないこともないけど」
「……やっぱり、このまま引退するしかありませんよね」
「それが狙いで中川静乃と田口純也は隠しカメラで盗撮して流したんだろう。でも、そのまま整形もしなくてキングという会社だけは、ぜひオーディションさせてほしいと言ってきた」
「その会社ってアダルト関係の会社ですか?」
「そんな話を俺がすると思う?」

SNSでこの小説を紹介

レイプの他のリレー小説

こちらから小説を探す