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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 55

「初めての相手が俺でいいのか?」
本田綾がうなずいた。
「男の人にアダルトゲームとかエロアニメの趣味の話をして、どん引きしなかったのは、あなただけなんです。ここで、私がしなかったら、もうそんな異性と出会うチャンスはないと思うんです。だから……その……こんな私でよければずっと仲良くしてくれますか?」
「もちろん、こちらこそよろしくお願いします」
隆史が本田綾の告白に答えると、ベットの上で本田綾が正座をして頭を下げた。
隆史がベットに上がると、本田綾はようやく頭を上げた。
隆史は綾の頬に手をあてると、そっと撫でた。
「綾、目を閉じて、あーんって口を開けて」
本田綾が意味はわからないが、隆史に言われるままに口を開けて目を閉じた。
本田綾は口の中に甘さを感じた。
隆史が香水を入れるようなプラスチックの小型のスプレー容器から、本田綾の舌の上に媚薬を噴射したからだ。
「これなんですか、甘くてなんかおいしいんですけど」
隆史が自分の手のひらに媚薬を噴射して、本田綾の目の前に差し出した。
「俺の手のひらを舐めてみて」
綾は言われたとおりに、隆史の手のひらを舐めてみた。シトラス系の香水のような匂いがしたが、味はほんのりと甘い。
隆史は綾の細い手首をつかみ、綾の手を自分のほうに引きよせて、綾の手のひらと指の股まで舐めた。
「あ、なんか、ちょっとくすぐったいです」
「これから、綾を愛撫するけど、くすぐったくても、ちょっと我慢してみてくれないかな?」
「くすぐったりしませんよね?」
「うなじとか、脇の下とか、足の小指まで、いろいろ舐めたり、さわったりするけど、くすぐったりはしない」
この媚薬の匂いを嗅ぐと本田綾は欲情してしまうように、隆史は調教をすでに開始し始めている。
「これいい匂いですね、香水ですか?」
「舐めても苦くないけどね。リップクリームも甘い味がついてるのとかあるじゃないか。そんな感じのやつだよ」
香水ではなく媚薬だと、隆史は本田綾に教えなかった。
本田綾は香水だと思っているので、隆史から自分の手首に噴射してもらい、舐めてみていた。
口当たりの良い酒のように、綾が媚薬に酔ってぼんやりといい気分になってしまうまで、あっという間だった。
隆史が仰向けになった綾を、乳首やクリトリスなど敏感なところはわざと避けて、本当に足の小指まで、じっくり時間をかけて舐めまわした。
緒川翠をレイプした時の荒々しさとは真逆の愛撫に、本田綾は媚薬に酔ってはいるが、隆史にとても優しくされていると感じた。しつこい愛撫が苦手という女性もいるが、本田綾はそうではなかった。
隆史が何をしているのか本田綾にはわかった。体中にある性感帯を隆史は丹念に見つけ出そうとしているのだと。
本田綾も緒川翠の性感帯を探しながら撫でたり舐めたりして愛撫していた。本人も愛撫されるまでそこが性感帯だと気づいていないことがある。
本田綾はへそや、へそのまわりに性感帯がある。
乳首やクリトリスのような激しい性感帯ではないが、くすぐったさに似ているが、ぞくっとするような快感を感じる。

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