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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 537

ぎゅるるるるるる
きゅるる
ぎゅるるるるっ!
「……んぐっ!」
美樹が目を見開いて背中をのけ反らした瞬間にそれは始まった。犯されているあいだに肛門から無情にも零れた石鹸水が、ガムテープの粘着を肛門の前たけを弱め隙間ができていた。
ぶりゅぶりゅりゅぶりゅ!
ガムテープばべろりと剥がれるほどの勢いで下痢便を噴き出した。
「さすがだよ、フェラチオアイドル。お掃除フェラしながら我慢できなくて漏らしやがった」
美樹の目が虚ろになっていた。
腹の張った苦しさから会報され、内臓が出てしまったのではないかと思うような噴出のあとは、下腹のじわりとした鈍く弱い痛みと、肛門がひくひくしている感触。
「おしゃぶりおもらしの瞬間と尻の穴がひくひくしてるのが丸見えの動画が撮れたぜ。あんたもらしたあと、気持ち良くて、ほほえんでるぞ」
もらした下痢便の臭さの中で、美樹は自分が苦しさから解放されて、たしかに微笑している動画を確認用の小さな画面で見せられ、目の前が暗くなった気がした。もらした瞬間、自分ではどうにもできないものに身をまかせた快感をたしかに感じていた。
男がぶつぶつとぼやきながら、美樹の下痢便の掃除をしているあいだ、部屋の隅に体をずらされて、美樹は泣いていた。涙をこぼしていることも、とても気持ち良かった。
ベッドで寝ている男のいびきが続いていた。
手下の男が肛門のあたりをお湯で湿らせたタオルで拭いてくれたとき「はぅっ!」と声を上げてしまい、手下の男が美樹の肛門をペロペロと舐められて、声を出さないように我慢しなければならなかった。
「肛門を舐められて、さっき拭いたのにまた濡れてきてる。本当に変態だな」
男はそううれしそうに笑いながら言って指先で美樹の肛門をくにくにと揉みほぐすのだった。


隆史たちの判断は、田口純也以外で小野田美樹の部屋の合鍵を持っている人物が拉致した犯人と考えられ、玄関ドアの鍵は小野田美樹が住む時に交換しているのかしていないのかによって、交換していれば鍵を美樹の部屋から盗み出せるほと小野田美樹と親しかった人物を捜す、交換していなければ前の住人か、田口純也のようにスペアーキーを持つ人物を捜すというものだった。
鍵の交換確認と部屋の鍵を持つ人物捜しは、本条恵美と谷崎麗が行うことになった。
隆史は別行動で田口純也に「いろいろ聞きたいことがありすぎる。〈天満教〉のドラッグを持っていれば回収してくる」と言った。
ドアの鍵交換の確認は小野田美樹の住んでいたビルには、会社の寮として使っているので、あっさりと確認することができた。
田口純也に本条恵美が電話を入れて
「部屋の玄関キーは入居者が変わるたびに交換しているのでしょうか?」
と確認したところ、入居者にはスペアーキーを渡していて、交換はされていない。前の入居者の鍵が返却されていて、小野田美樹はその鍵を使っていることがわかった。
「ビルに管理会社は入っておらず、ビルの管理を任されている総括マネージャーがいて、小野田美樹の部屋のあるビルの管理は、私が任されています」
「田口さんがビルの管理を任されたのはいつからでしょうか?」
「2年ほど前からになります」
「小野田さんがシズノエンターテイメントと契約した時期とほぼ同じですね。小野田美樹さんに親しい友人はいましたか?」
という質問にも
「特にいませんでした、あえて言うなら私だけたと思います」
と田口純也はあっさり答えた。
本条恵美は田口純也の前任者についてはあえて何も聞かずに「ご協力ありがとうございます。もう一度事務所にお越しいただくことは可能でしょうか?」と言うと午後1時に田口純也が事務所に来ることになった。
「じゃあ、俺はいい子で留守番してる」
本条恵美と谷崎麗はシズノエンターテイメントの本社ビルにレンタカーで向かった。谷崎麗は都会は車がスピード出せないとぼやいていた。
「私は探偵の本条恵美と申します。小野田美樹さんと田口純也さんの動画についてお話を聞かせていただきたく、中川社長は本日いらっしゃいますか?」と受付嬢に伝えた。
断られたら受付嬢に〈神眼〉を谷崎麗は使う気だったのだが、あっさりと社長室に案内された。
「探偵さん、誰に頼まれて動画のことを聞きに来たんですの?」
「動画の件は面会していただくための口実にすぎません。ひとつだけおたずねします。田口純也さんの前任者は、どちらにお住まいですか?」

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