PiPi's World 投稿小説

媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

の最初へ
 533
 535
の最後へ

媚薬の罠 535

「……つまり、嫌がらせってことか。女社長と田口純也が困るように」
「たぶん、そうなんじゃないかな。自分がグラビアアイドルちゃんを連れ去った犯人にさせられそうだから、警察じゃなくて恵美のところに依頼した。あとは、グラビアアイドルちゃんを見つけないと困る理由が警察に捕まるからってこと以外にあるのかもしれない」
「小野田美樹さんが誰かに怨まれているという可能性は、隆史さんから見てどうですか?」
「うん……今から、ちょっと気持ち悪い話をするけどいいかな?」
隆史が眉をしかめて本条恵美と谷崎麗に言った。
「なによ、もったいぶらないではっきり言ってよ」
谷崎麗が隆史に言った。
「女社長の中川静乃は自分のところに住ませてる従業員が失踪したのに、なんで警察に連絡しないんだろうってこと。麗がいなくなったら、恵美は捜すのに警察にも連絡するだろう?」
「しますね。逆にしないと疑われますし」
「うわーっ、そういうことか。そういう趣味ってことなのか田口さん」
谷崎麗は中川静乃が田口純也を警察につかまらないように、自分が疑われるのを覚悟でかばっているのに気がついた。
「動画でグラビアアイドルちゃんにフェラチオされているのが、大好きな田口純也だと、女社長はすぐにわかると思うし、確認もしてマスコミの人には似てるけど本人じゃないとかいいつつ口止めしたりしてるはず。そうでなかったらもっと週刊誌とかで記事になったりしてるはず。それはグラビアアイドルちゃんのためじゃなくてお相手の純也さんのためなんじゃない。でも、消去させないのは人気を下げてグラビアアイドルを辞めさせたいからだろう。失踪させる気なら消去してると思う。会社の看板に傷がつくから。グラビアアイドルちゃんは女社長に嫌われてるけど、連れ去って殺そうとまて思ってないのがわかる」
「動画を残しておけば、いつまでも田口純也が中川静乃にかばってもらった証拠になる。好きな田口純也はこの動画があるかぎり頭が上がらない」
「そういうこと。でも、グラビアアイドルちゃんがこれは私でーす、てへぺろとかしたら、女社長も田口純也も涙目だろう。だから、そう言わせるために今ごろグラビアアイドルちゃんは恥ずかしいことをされてるけど、殺されたりはしないと思う」
「……恥ずかしいこと」
「麗、フェラチオで顔射よりも恥ずかしいことってなんだろーな」
本条恵美にひやりとする考えが頭をかすめた。
「田口純也は小野田美樹を殺すために捜している」
「そう。グラビアアイドルちゃんが私でーす、って言わせたくないから、ドラッグを使って自殺させる気だろう。で、使った薬は社長の自宅に置いておけば、自分だけ無事に逃げられる」



小野田美樹はもう何回、絶頂させられたのかわからなくなっていた。
「純也……さ……ん……助け……て」
それを聞いた休憩中の男があきれている。
覚醒剤を打って、金で雇った仲間と二人で交代でレイプし続けている。
「シャブだって安くねぇのに、頑固な女だな」
覚醒剤を打っても理性が崩れないのは、田口純也がすでに〈天使の涙〉を薄めた原液を使って小野田美樹を洗脳していたからである。
「兄貴、どうしますか?」
「俺は少し寝る……………しとけよ」
「わかりました!」
兄貴と呼ばれた男はベッドで寝そべりいびきをかいて眠り出した。覚醒剤が効いているうちは眠気も空腹も感じない。だが、効果が切れると、その反動で一気に眠気や空腹を感じたり、すぐに喉が渇いたりする。

SNSでこの小説を紹介

レイプの他のリレー小説

こちらから小説を探す