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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 526

「魔力が卵になって出るぅぅ……あたしの魔力が奪われるぅ……気持ちいいっ、イクッ、イッちゃうぅっ……らめぇにゃあぁぁぁ!!」
実際は隆史がしゃがんで、手マンで精液を掻き出すようにいじっているのだが〈神眼〉の催眠にかかっている緒川翠には隆史は見えていない。
緒川翠が絶頂して騒がなくなったので、隆史は掻き出した精液や全身にぶっかけた精液を脱力した体にシャワーをかけて洗い流していると
「……あ、雨……あたし、まだ生きてる……」
どうやら過激な凌辱の果てに、生き残ったというような展開を迎えたらしい。
「おーい、翠、エロマンガの世界から帰ってこーい」
隆史が緒川翠のおっぱいを「もみもみ」しながら呼びかけて、シャワーのお湯を爪先から顔まで容赦なくかける。
「ぷはっ?!」
がばっ、と身を起こした緒川翠がきょろきょろ周りを見渡して、自分の想像したとは思ってもいない現実世界と、本当の現実世界のギャップにとまどっているようだった。
「ふぇぇっ、隆史さん、こわかったよぉ」
ぶわっと涙をこぼした緒川翠が隆史に抱きついた。
(いやいや、これは俺のせいじゃない、触手ってだけ言っただけで、こんなに泣いてこわがるほどのことを翠が思い浮かべるなんて)
「よしよし、もうこわくない。翠、一緒にお風呂に入ろうな〜」
隆史は翠の頭を撫でると、浴槽に一緒に入って湯につかる。
「それにしても、隆史さんには、私もふくめて、彼女というか愛人っていうかお嫁さん候補が、けっこういるけど、できちゃったって人がひとりぐらい出てきても良さそうだよねぇ」
「できるときはできる、できなければできない。俺はそう考えてるよ」
そう言って、隆史が両手でお湯をすくって顔をぱしゃぱしゃ洗い流した。
「隆史さんには親戚はいないの?」
「いないんじゃないかな。遠い親戚はいるけど。檜垣家は基本的に、ひとりっ子なんだよ。今はDNA鑑定とかあるから、ちゃんと調べたら俺の子供ですって証明できるはず」
「隆史さんは使い道がわからないぐらいお金持ちでしょう。相続人は子供にしますって遺書を残しておいたほうがいいんじゃない?」
「わからないぞ、みんな一斉に同調して、いっぱい子供が生まれるかもしれないじゃんか。たとえば100人産まれても、養育費の心配はないんだけどなぁ」
民法上では受取人がいないと、遺産は国庫に帰属されることになる。
「最近、お仕事がマンガ以外のことが増えてきて貯金が増えたけど、過労死しちゃったら、この貯金はどうなるのか調べてみたんだけど、国のお金になるみたい」
「そうやって国は檜垣家にちまちま返済を続けてるわけだな。檜垣家の遺産を国民全員にプレゼントとかしたら、あっという間にこの国はなくなっちゃうけど、全財産が国庫に入っても結局は今と使い道は変わらない感じだけどな」
「いっぱい借金をこさえて隆史さんに財産分与してやろうかしら。そしたら、隆史さんが全額返済してくれるでしょう?」
「それじゃ国債を発行してるこの国のやり方とかわらないじゃないか。マンガを描いてるのが幸せっていう翠が借金こさえるって逆に難しいだろう?」
「まあ、憎たらしいことを。隆史さん、女の子が女の人をお客にする風俗店もあるんだよ。毎晩、そういうお店に通ってたら、私の貯金なんて数年もたないんじゃない」
「翠のことだから、そういうお店で働く女性の本音を暴露したマンガとかを描きたくなって、借金なんかしなくても、ちょっぴり赤字ぐらいで済んじゃいそうだけどな」
「あのねー、そういう話じゃなくて、たまに顔を見せてくれないと心配になるってこと」
緒川翆が隆史に抱きついてキスをした。
「のぼせちゃうから先に上がるわね」
「うーん、翠は、ツンデレなのかな?」
隆史が首をかしげているが、緒川翠は返事をせずに浴室から出ていった。

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