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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 520

「聞いたことがない話ばっかりだから。すごい快感で廃人になってしまう精液で、コンドームが使えないぐらいたくさん出るのに妊娠しにくいなんて、普通ありえないじゃないですか」
「うーん、どうしたら信じてもらえるんだろう?」
〈神眼〉でセックスしたと思い込ませてごまかすという嘘を隆史は思いつかない。正直に遥が快感を知らなすぎて、まだ準備ができていないと打ち明けているのである。
セックスをするのが4回目とはいえ、これほど気持ちいいセックスを経験してきておらず、隆史は遥の話を聞いても、そこまでひどいとは思わなかったのである。
「遥はオナニーするのか?」
「な、な、なにをいきなり言ってるんですか?」
「遥がオナニーする人なら、俺と一緒にオナニーの見せ合いっこをしてみないか。俺の精液がどばどは出るのを見れば信じるだろう。それに、遥の体に媚薬を塗ってある。おっぱいと性器にかかったり、遥が精液を舐めたりしなければ大丈夫なはずだ」
隆史の思いがけない提案に動揺しつつ、隆史がどうも冗談を言っている感じでもないのはわかるので、困ってしまった。
(人に見られながらオナニーなんてしたことない、すごく恥ずかしいですけど)
ただ、隆史の精液量が「どばとば」でなかったら、嘘をついた理由を聞き出せると遥は考えた。
「オナニーは見られてると、落ち着かないから無理です。だから、こういうのはどうですか?」
隆史の耳に手をあて、恥ずかしいのでひそひそと、思いついたことを隆史に提案した。
「……遥のえっち」
隆史が提案を聞いてそう言った。
言われた遥が耳まで真っ赤になった。
隆史と遥はラブホテルのサービスの「コスプレ衣装貸出中!」を利用することにした。
白衣の下は丸裸の隆史が、首から聴診器を下げているが、小太りでまあまあ似合っている。
浴室の前の脱衣場で山科遥が衣装を着て現れると、隆史が拍手をして「本物はちがう!」と大絶賛。
「おかしくないですよね?」
ナースのコスプレ衣装で、スカートの丈が短いのを気にして引っ張りながらもじもじしている遥。
その照れまくりの様子が、隆史の胸にストライクだったようだ。
「隆史先生、私、胸のあたりが最近せつない感じで痛くて……どうしましょうか」
「いかんな〜、そこに座りたまえ」
ソファーを指さした隆史に、うなずいた遥がゆっくり腰を下ろす。
その前にしゃがんだ隆史が遥の左胸のあたりに、コスプレ衣装の上から聴診器をあてた、
「鼓動が激しいビートを奏でてしまっている。これはいかん。お薬を出すから、舌を出したまえ」
しゃがんだ隆史からスカートの中が見えないように脚を閉じて、股間のあたりを手でおさえている遥がマスクをずらし、おずおずと唇から舌をちょっぴり出す。
隆史が立ち上がり白衣のポケットから、手のひらサイズのスプレー噴霧できる媚薬の容器を出した。
「かわいい。舌の色も良いようだ。口をあーんとあけたまえ」
開けた口の中の舌を狙って、隆史が媚薬をシュッシュッシュッと3プッシュする。
「口を閉じてマスクをつけ、しばらく声を出さないように我慢しなさい。いいね」
遥がこくんと小さくうなずくと隆史が言った。
「上のお口のあとは、下のお口にも処置しておかなければ!」
隆史は遥の首のあたりにも媚薬をシュッとかけてから、遥の目の前にしゃがんだ。
遥専用の媚薬の独特のキャラメルマキアートの香りが、遥はマスクをつけているがほんのりと鼻をくすぐる。口の中にも味が広がる。
「これでは下のお口は診察できないじゃないか。がんばってもう少し開きたまえ」
媚薬の容器からペンライトを手にした隆史が遥の顔を見上げて言った。遥が顔を横にふって嫌と伝えている。
隆史がふくらはぎのあたりを撫でまわしながら、まだ見上げている。股間や胸のふくらみを避けて体をマッサージと愛撫された記憶が口に噴霧された媚薬によって、脳から体に広がり始めるのを隆史は待っていた。
感度を〈神眼〉で抑制してあっても気持ち良くて、あえいでいた遥の脳は媚薬を感じ、一気に全身に指令を伝達する。
「くっ……ん〜〜〜っ!!」
「よしよし、声を出したらいかんよ」

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