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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 514

(ああ、私って……名前しか知らない人なのに、こんなに甘えて……でも、気持ちいい。離したくない。私って、本当にバカかも)
「遥、そろそろ体の泡を流して、一緒にお風呂に入ろうよ。ちょっと寒くないか?」
つつむように隆史が抱きついてくれて心地よい肌が密着しているし、背中もさすってくれていて、遥は寒く感じなかった。
「ああっ、ごめんなさい」
遥は隆史からあわてて離れた。シャワーでお湯を出すとシャワーヘッドを渡した。
隆史に手まねきされ近づくと、頬を撫でられた。
「泡がついてた。体も撫でて流すから動くなよ」
肩のあたりから隆史は立っている遥の体にシャワーのお湯を流して、柔肌の上に手をすべらせていく。
「警察だ、手を上げろ、くすぐったくても我慢しろ!」
両腕を上げた遥の脇の下を隆史がシャワーの奔流を当てて泡を流す。
「よし、次だ!」
がばっと腕を下ろす前に片手を腰のくびれのあたりにまわされ、抱き寄せられた。
「きゃっ、そこはダメっ、ひゃんっ!」
隆史はシャワーの奔流を遥のデリケートゾーンにシャワーヘッドを押しつけるようにして当てた。
お湯がわれめの上に弾けて、敏感なクリトリスも刺激する。
「脚をそんなに閉じて腰を引いたら、お尻のほうまてお湯が届かないだろう」
「だってぇ……あぁん、もうっ、ちょっ……んっ、ひゃあぁん!!」
隆史が、シャワーのお湯で刺激しながら、ふっと遥の耳に息を吹きかけた。
「んあっ!!」
「耳も感じやすいんだな」
隆史がシャワーヘッドを離して浴室の床に落とすと遥を背後から抱きしめた。
「はぁ、はぁ……隆史さんの泡ついちゃう」
「そんな色っぽい声を出されたら抱きしめたくなるじゃんか」
お尻の谷間のあたりに隆史の勃起したモノが当たっていて、遥はドキドキしてしまった。
「……隆史さんにぎゅってされるの好きかも」
「そうか、でも、背中のほうの泡を流すよ」
隆史が照れくさそうな顔でシャワーヘッドを拾い上げて、遥の背中のあたりを流した。
「遥、浴槽のお湯、ぬるくなりすぎてたら、お湯をたしておいて」
「はーい」
隆史が自分の体の泡を流しながら言った。
遥は肩まで湯につかって脚をのばした。
シャワーのお湯をきゅっと止めた隆史がきて、のそっと湯につかると、ざばーっとお湯があふれた。
「そっちにいってもいいですか?」
遥にうなずいた隆史が両手を広げた。
隆史に背中を向けて背中をあずけるようによりかかって座った。
隆史の両手が遥のおなかのあたりに乗せられて、遥はその上に手を重ねた。
「極楽、極楽♪♪」
満面の笑みの遥を、隆史もにこにことした笑顔で見ている。
「隆史さんって、よく見るとイケメンですよね」
「よく見なくても、いい男だぞ」
「私、大人になって、誰かとお風呂でこんなにきゃっきゃっしたの初めてですよ〜」
「そうか、それはよかった」
「隆史さんは普段、何をしてる人なんですか?」
「樹海で薬草を集めたりしてるな」
「茶道の先生じゃなくて?」
「あれはたしなみってやつだ。講義で戦国時代は茶道ができないと一人前の大人じゃなかったって言ってただろう」
「私、お菓子を畳に転がしちゃいましたけど」
「茶道、初めてだったんだろう?」
「はい」
「俺は高校生のときに、和菓子狙いで茶道部に遊びに行っておやつがわりにしてたから」
「えーっ、おやつですか」
それを聞いて遥は笑ってしまった。
「遥は高校生のころ、部活は何かやってたの?」
「陸上部の棒高跳び」
「運動が得意ってこと?」
「そうでもないかも。球技とか苦手ですから」

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